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生きかた上手


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「生きかた上手」日野原重明
 
Ⅳ いきいきと生きる
 
からだが衰えるほど、「気」は高まると信じます。
 
「気」が、いきいきのもと
 
講演に行くと、近ごろは決まって握手を求められます。

いままであまり経験のなかったことですが、都会でも、地方でも、「先生の『気』を分けてください」と、手を差し出されるのです。

先日も、私を表敬訪問してくれた小学生たちが握手した右手をかざしながら、「今日はこの手を洗わないことにします」とはしゃぐので、私はさながらアイドルのようでした。

握手することで、相手の「気」、英語でいう「スピリット」が、自分のほうに伝わるようなイメージを、みなさんは抱くのでしょう。

90歳になる私から「気」をもらいたい、ということは、みなさんは私を見て、「からだはたしかに老化しているようだけど、『気』はまだまだ損なわれていない」と感じているのかもしれません。

もうひとつのオリンピックと言われるパラリンピック選手たちの勇姿と、すがすがしさを目にするたびに、私たちは本来は目に見えないはずの「気」を、はっきりとそこに感じうことができます。

からだや知能に障害をかかえていても、決して人間の価値が劣るわけではないことを、彼らは闘う姿を通して雄弁に語ってくれるのです。

そもそもパラリンピックの旗を彩る赤、緑、青の3色は、それぞれ「からだ(ボディ)」「知能(マインド)」「気(スピリット)」を表しています。

「からだ」と「知能」と「スピリット」がそれぞれ足りない部分を補い合い高め合うのが人間という存在なのです。
 
 
 
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