生きかた上手
『伝え方が9割』
第2章 「ノー」を「イエス」に変える技術
ふせんマジックを使う!
あなたはまだふせんが持つ可能性の10%しか使っていない
学んできた技術を使う上で、ふせんには、大きな可能性があります。
今まではメモして書類や手帳に貼りつけておくだけだったのではないでしょうか?
ふせんは使い方次第で、あなたのコトバをさらに輝かせるツールに早変わりします。
今まで、コトバを書いて貼っていくだけだったなら、あなたはふせんの持っているポテンシャルを10%しか使ってこなかったといえるでしょう。
ふせんは「糊」のついた「紙」です。
これに着目すると「立てる」「やぶる」「隠す」などができます。
カンタンな例として、ふせんを立たせてみましょう。
これだけで他のメモより、あなたのメモは圧倒的に注目されるものとんります。
普通にふせんが貼りつけられた資料は、はじめはいちばん上だったのが、次々と書類に埋もれていき、数か月後に化石として発掘されることもあるでしょう。
ですが、「立てる」ことをすたふせんなら、無視されません。
必ず目を通してもらえます。
このふせんマジックには3つの効能があります。
①注目される
もう、見た目からして他人と違うので、圧倒的に注目されます。
「あなたのふせん」と「それ以外」に区別されるでしょう。
②相手に好印象をあたえる
ひと工夫あるふせんを見ると、相手は好印象を持ちます。
なぜなら、ひと工夫をすることは「あなたが好きです」と伝えていることだからです。
③いじれない文書に使える
会社の公的文書、請求書など。
原文をどうしてもいじれない文章に有効です。
「お願い」する技術を入れることのできない公文書も、ふせんマジックを使う手があるのです。
「ノー」を「「イエス」に変える技術が料理なら、ふせんマジックは、それをのせるお皿です。
お皿が違うだけで、まったく同じ料理であったとしても、値段、そして味まで変えてしまうのがお皿です。
まったく同じコトバでも、書く紙によって印象が大きく変わるのです。
ふせんマジックを使うときに、書くコトバはそこまで凝らなくてもいいです。
なぜなら、このふせんの技術自体で、お願いする技術の切り口⑦「感謝」の役割を果たすからです。
工夫のあるふせんを使うことで相手への心遣いが伝わります。
ですのでコトバは短く、すぐに伝わるものにしてもかまいません。
ふせんマジックは多彩です。
他にもこんなことができます。
今まで、ふせんをやぶったことは、なかったと思います。
だからこそ、やぶったふせんは目立ちます。
されには、手をかけたことへの愛情まで感じさせることができます。
隠すことができるもの、ふせんの特徴です。
他の人には見られたくないこともふせんを折ることで上手に伝えることができます。
お気づきのように、ふせんはただの伝言メモではありません。
積極的コミュニケーションツールなのです。
課題 サインください。
領収書をおとすため、上司のサインをお願いしてください
ふつうにふせんで「サインください」とだけ書いて渡すと、それこそ、上司の書類の奥深くに眠り、数万年後に発見される可能性もあるでしょう。
一方、あなたはふせんマジックを使って上司に、苦笑いされながらもサインをもらってください。
私の講座を受けた生徒さんも数々の良作を生み出しています。
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