生きかた上手
孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
第一講:「計篇」
最後に勝つ人は「この戦い方」を知っている
8 「バカになれる人」になる
兵は詭道なり。
自分の強さを誇示するようにふるまっていると、相手も警戒する。しかし「ちょっと抜けたところのある人だなぁ」ぐらいに思わせると、相手も鎧を脱いでくれる。その分、相手は無防備になり、隙さえ見せてくれる。
ここまで完璧な人生計画を持つことの重要性をお話してきましたが、一つ、注意をしなければいけないことがあります。
それは、計画は自分の胸の内だけに秘め、ライバルはもちろん周囲の誰にも口外しないことです。
なぜなら、「私はこんな人生計画があって、絶対に最後は勝つというシナリオ通りに生きているんです」なんて、いちいち人に吹聴していたら、周囲はどうしたっておじけづいて、警戒心を強めるからです。
当然、負けないように準備万端整えて、自分に向かってきます。
そうなったらもう、一筋縄では勝てません。
そんな自慢はせずに、”ちょっと抜けたところにある人”ぐらいに見せて、「何なんだ、こいつは。大した大物ではないな」と思われるくらいがちょうどいい。
相手はすっかり油断して、無防備になってくれます。
相手の姿勢や態度は、こちらしだい。
だから「謙虚」ということが大切なのです。
こちらが謙虚に徹すれば、どんな相手もじょじょに武装を解いて、警戒心をゆるめてくれます。
こうなって初めて、本音が出てくるのです。
これが真に聞きたいことだって、しゃべってくれるかもしれません。
すごい人間と思われるより、好人物と思われたほうがつき合いやすいもの。
バカになれるすごさぐらいないと、物事は成就しません。
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