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生き方上手


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孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
 
第三講:「謀攻篇」
 

「戦わずして勝つ」これが「孫子」の鉄則
 
23 過大評価も、過小評価もしない
 
彼を知り己を知れば、百戦して殆からず。

相手と自分、双方の能力を客観的に、正確に評価できれば、戦略の精度が高まる。とりわけ自分の能力評価は厳しくすることが望ましい。

人は誰しも、「他人に厳しく、自分に甘い」もの。

それは能力評価においては、他人を過小評価し、自分を過大評価することにつながります。

そうしたい気持ちはわかりますが、ここを改めない限り、競争に勝ち抜くことはできません。

だから、身につけるべき考えはまったく逆。

「他人に甘く、自分に厳しい」ことが求められます。

認めたくないかもしれないけれど、相手の強みをきちんと認識する。

それも実力以上に評価する。

そうすることによって、こちらは十分な備えができます。

もっと難しいのは「自分に厳しく」すること。

誰しも自分のダメなところは認めたくないので、つい評価を甘くしてしまいがちです。

たとえば客観的に見て自分の短所・弱点がわかっているのに「相手に比べて、劣っているというほどのものでもない」と気にしないようにしたり、主観的にしか自分を見られなくて半ば本気で「俺は優秀だ。誰にも負けない」と思いこんだり。

そんなふうだと、どうしてもわきが甘くなり、相手に付け入る隙を与えてしまいます。

自分の能力を厳しく評価するということは、弱点をいかにして相手に見せないか、あるいは弱点をどう強みでカバーするかを考えることにつながるのです。

それによって、「式のない強い人間」になれます。

「相手に甘く、自分に厳しい」能力評価をすれば百戦百勝が現実的なものになる。

でも、厳しく自己評価するのはいいけれど、相手のことも厳しく過小評価するようだと、勝ち負けは五分五分。

相手を厳しく過小評価して、自分に甘く過大評価してしまうと、まず勝ちは望めない。

孫子のあまりにも有名なこの言葉をこんなふうに理解すると、客観的にして正確な能力比較に基づく精度の高い戦略が立てられることでしょう。
 
 
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