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生き方上手


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孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
 
第六講:「虚実篇」
 
「主導権」を握って、ライバルを圧倒する
 
37 能力を「分散」してはならない
 
我専まりて一と為り、敵分かれて十と為らば、是十を以て其の一を攻むるなり。

競争の少ない地味な分野で、独自の能力を磨きなさい。一点集中主義でいけば、際立った存在になれる。

経営ではよく「選択と集中」が大事だと言われます。

たとえば「ここなら勝てる」という分野を決め、そこにヒト・モノ・カネという経営資源の八割を注ぐ。

そのうえで、あと二割の力を均等分配して、他の分野に投下する。

そういう経営戦略を持て、ということです。

それはなぜか。

いろんな分野の力を総花的に強化しても、総合力は上がるでしょうが、突出して強い分野をつくることができません。

どの分野もボチボチで、ライバルたちに食われることは目に見えているからです。

それより「ここなら勝てる」という分野、もしくはライバルの少ない分野を選択して、そこを集中して強化することで、独自性の際立った経営を目指したほうがいい、ということです。

孫子のこの言葉はそれに似ています。

個人で言えば、ほかの人があまり強くしたいと思わないような能力に磨きをかけ、達人がうようよしている分野の能力はそこそこでいい、とする考え方ですね。

たとえば、いまや英語はできて当たり前。

でも、英語力はあったほうがいいので、ビジネス会話ぐらいはできるようにやっておく。

それが二割の力だとしたら、残る八割の力をヒンディー語の習得に注ぐ。

これからはアジアの時代で、インド市場は成長著しいと目されていますが、いまのところはまだヒンディー語を自在に駆使できる人は少ないですよね。

そういうところを狙って、中中的に自分の能力の増強を図るわけです。

ようするに能力の「集中と分散」。

ビジネスに必要な能力を慎重に見極めて、達人・強豪の多い分野では戦わず、ライバルの少ない分野で一人勝ちをおさめる。

それがナンバーワンへの近道なのです。
 
 
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