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生き方上手


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孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール

第七講:「軍争篇」

頭を使った、「急がば回れ」の目標達成方

43 「ムリ」を重ねると「不利」になる

軍を挙げて利を争えば、則ち及ばず。

何が何でも誰よりも早くゴールに到達しようとムリを重ねると、結果的に力の消耗が激しく、うまくいかないことが多い。そんなふううに、ムリを重ねて不利にならないよう、注意が必要である。

軍隊が戦場に進軍しようとするとき、一番乗りで到着するのが有利だからといって、なりふりかまわずに先を急いだら、どうなるでしょうか。

装備を可能な限り軽くせねばと、食料や兵士の各種装備、武器弾薬などを積んだ輸送部隊を後方に取り残すことになります。

それだけで兵士の装備が不足することになります。

しかも夜を日に継いで走る強行軍ですから、兵士たちは体力をかなり消耗します。

場合によっては、どんどん脱落者がでて、戦場に到着したときは戦力がガクンと落ちるかもしれません。

有利になろうとする余り、逆に不利になることがあるのだから、ムリを重ねてはいけない。

そう孫子は言っています。

これはそのままビジネスマンの仕事の仕方に対する貴重なアドバイスになります。

たとえば早く仕事を仕上げようと、徹夜に徹夜を重ねたら、仕事の能率も質も落ちて、結果的にいい仕事はできません。

また価格競争に陥って、ムリして自社商品の値段を下げていったら、自社の得られる利益がどんどん減ります。

それによって会社は体力が奪われ、結果的に経営状態を悪化させることになるかもしれません。

たくさんの製品を生産しようと、機械をムリにキャパ以上に稼働させたら、結果的に機械が壊れて、生産能力が落ちます。

こんなふううに、目先の有利なことばかり考えてムリを重ねると、ろくなことにはなりません。

ムリを重ねずに力を温存することもまた「迂直の計」と言えるでしょう。
 
 
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