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生き方上手


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孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
 
第七講:「軍争篇」
 
頭を使った、「急がば回れ」の目標達成方
 
48 相手を「袋小路」に追い詰めない
 
帰師は遏むる勿かれ、師を囲めば必ず闕き、窮寇には迫る勿かれ。

人を完膚無きまでにやっつけると、いつか手ひどいしっぺ返しを食らう。追い詰めるにしても、どこかに逃げ道を用意してやることが必要だ。

軍争篇の最後に、孫子は「やってはいけないこと」を八項目掲げています。

たとえば高地に布陣した敵、丘を背にしている敵など、地理的に有利な状態にある敵、戦意旺盛な敵とは戦ってはいけないとしています。

状況的に自分のほうが不利なら、争うべきではない、ということです。

また、敵は逃げると見せかけたり、おとりを仕向けてきたりする場合もあるので、そうと見破って深追いするな、とも言っています。

目先の利益に飛びつくな、と戒めているわけです。

それぞれ含畜のある言葉ですが、とりわけ、この項目の七~八に相当する部分は人間関係に当てはめて応用できます。

直訳すると、「もう帰ろうとしている敵の前に立ちはだかってはいけない」「敵を包囲しても逃げ道を開けておかなくてはいけない」「窮地に追い込んだ敵を攻撃してはいけない」ということを意味します。

人づき合いにおいては、しばしば口論になって相手の非をあげつらったり、ミスをした人を執拗に責め立てたり、不運続きで落ち込んでいる人にさらに打撃を与えたり、相手は悪いことをしたと謝っているのになおも土下座を強いたりするようなことが起こります。

自分が正しくとも、強くとも、そこまで人を追い詰めてはいけません。

なぜなら「窮鼠、猫を噛む」と言われるように、窮地に追い詰めたその相手から猛反撃を受ける恐れがあるからです。

怨みをエネルギーにした怒りほど、すさまじいものはありません。

わざわざそんなトラブルを招くより、どこかに逃げ道を用意してあげたほうがいい。

それを恩義に感じた相手は、後々こちらの力になってくれるかもしれません。
 
 
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