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生き方上手


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孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
 
第八講:「九変篇」
 
いつ、何が起きても「動じない人」になる極意
 
50 何事も「現場重視」で判断せよ
 
塗も由らざる所有り、軍も撃たざる所有り、城も攻めざる所有り、地も争わざる所有り、君命も受けざる所有り。

攻撃においては、ただ突っ込めばいいというものではない。通らないほうがいい道もあれば、撃たないほうがいい軍、攻めないほうがいい城、争奪しないほうがよい場所、従わないほうがいい君命もある。ひとえに現場の判断を重視しなさい。

ここで孫氏が言っているのは「判断は現場に任せなさい」ということです。

行軍の過程で、たとえば「この道は思ったより難所だ。別の道を行こう」とか、「この城は予想以上に攻略しづらい。とりあえず素通りして、戦力と時間の浪費を避けよう」「この土地は意外にも不毛だ。奪っても利益はないから、やめておこう」といった具合に、現場の状況に応じた判断をしなくてはなりません。

もっと重要なのは、現場の判断に対して、そこにいない権力者が「何が何でも予定通りにやれ」と命令してきたとき、現場の長はそれを拒絶していい、としている点です。

荀子に「逆命して君を利す、これを忠と謂う」という言葉があるように、自国の利益のためなら、君主の命令に逆らう勇気のある将軍こそが、優れたリーダーなのです。

これはそのまま、ビジネスや人生に当てはまります。

仕事でも日常でも、ハプニングはつきもの。

そのハプニングはいつだって現場で起きます。

だから現場にいない人には、的確な判断が下せないのです。

何につけ、目的はより良い結果を出すこと。

上の者が何と言おうと、現場にいる人間は「現場判断でこうします。そのほうがこれだけの利益が出るんです」と説得できなければいけません。

「命令に背いたら、上司の逆鱗に触れる」などと恐れる必要はないのです。
 
 
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