生き方上手
孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
第十三講:「用間篇」
孫子が教える「精度の高い情報」の集め方
77 「情報収集マン」を使いこなす
間を用うるに五有り。因間有り、内間有り、反間有り、死間有り、生間有り。五間倶に起こりて、其の道を知る莫し。是を神紀と謂う。人君の宝なり。
第三の「反間」は、敵の間者。
彼らほど敵国の情報に通じている人はいないので、それと思わしき人物を手なづけると、貴重な情報が手に入ります。
ビジネスに応用するなら、ライバル会社からこちらの情報をとりに来た人を丸め込んで、逆に話を聞き出すという情報の取り方ですね。
相手がいろいろと探りを入れてきたら、「教えてあげないでもないけど、その前にこのことを教えてほしいなぁ」というような調子でやるといい。
相手はこちらの情報欲しさから、自分の情報をサービスしてくれる可能性が大です。
第四の「死間」は、いわゆる内通者。
怪しい人物にワザとうその情報を流して、敵国がその情報をもとに動くかどうかを見て、内通者を炙り出すわけです。
内通者とわかれば殺されるので「死間」と呼ばれます。
これはちょっと情報収集からははずれますが、情報の漏洩を防ぐ方法として有効でしょう。
「どうも情報が洩れている気がする」というときは、内通が疑わる人物にウソの情報を流すと、一発でわかります。
第五の「生間」は、敵国に潜入して、必ず生きて帰ってきて情報を報告する義務を負っている間者。
潜入がバレたら敵に取り込まれるか、殺されるかですから、そういった危機を乗り越えられるだけの高度なテクニックが求められます。
ここは超訳すると、「要所要所に情報源を置いておけ」ということ。この分野の話ならこの人、あの分野はあの人、といった具合に、いろんな分野に優秀な情報収集マンがいると、多様な情報が入手できます。
以上が情報の取り方の五パターンです。
自分の人脈ネットワークを見ながら、応用するといいでしょう。
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