生き方上手
ジョセフ・マーフィー「心の法則」
第3章 成功の条件=目標・決断・行動
マーフィーの言葉 45
『願望を実現する近道は、すでにその願望を実現した人の言動を真似することです。』
潜在意識に願望を投影する最もよい方法は、すでに願望が実現された成功者のような感覚を持つことです。
具体的には、すでに成功を収めた人の言葉や態度、行動を自分も採り入れ、真似をするとよいと言われています。
真似ることはインチキだとか、ズルイ方法だとみなす人もあるようですが、それは誤解です。
「学ぶ」の語源は「マネぶ」であったと言われるように、子どもは親の言動を”マネ”て、成長していきます。
職人などの世界でもよく、「師匠や先輩の技をぬすめ」と言います。
「ぬすめ」とは、よく観察してマネし、次第に技を自分の身に滲み込ませていくことです。
マーフィーのこの言葉が脳科学的に証明され、世界に衝撃が走ったのは1996年のことでした。
この年、イタリアのパルマ大学のジャコーモ・リッツォラッティらによって、ミラー細胞の存在が明らかになったのです。
ミラー細胞は他人の行動を鏡に写し撮ったように感じる脳細胞です。
他人が行動しているのを見ているだけで、自分の脳細胞もその行動をしているのと同じような反応を起こすのです。
ミラー細胞は他人の行動を理解し、マネすることにより、新たな技能を習得する際に重要な役割を果たすのではないか。
また、この鏡のようなシステムによって、他人の行動を観察した行動をシミュレートし、心まで動かしていく機能に大きく関与しているのではないか、と主張する学者もあります。
100年近く前、マーフィーがすでに感知していた潜在意識の働きとも何らかの関係があることは確かだと言えるでしょう。
ミラー細胞の発見は、マーフィーの言葉は脳科学的見地からも真理であることが証明されたと言っても過言ではない。
私はそう考えています。
近年、脳科学は飛躍的な進化を遂げています。
それでも、いまだに脳はブラックボックスと言われ、そのメカニズムのほとんどはまだ解明されていません。
マーフィーはどのようにして、ブラックボックスの中の真理を発見したのでしょうか。
余りに超常的で、人知の理解を超えたその能力から、マーフィーはしばしば、奇跡の人と呼ばれています。
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