生き方上手
ジョセフ・マーフィー「心の法則」
第4章 ほしいだけの富と繁栄を手にする
マーフィーの言葉 54
『他者のためにお金を使うと金運が鍛えられ、お金の悩みとは無縁になります。』
「お金をためる」ことはおすすめしません。
日々の生活を維持するために、ある程度のたくわえが必要であることを否定するつもりはありません。
ある目的のためにお金をループするのは、お金をより大きなまとまりにして、目的を達成するため。
つまり、やがては循環させるのですから、何ら問題はありません。
そうではなく、目的もなく、あるいは目的以上にお金をためるのは、お金に対して失礼だと考えるべきでしょう。
お金は本来、使うためにあるのですから。
意味もなく、また、必要以上にため込まれたお金は社会に循環していきません。
循環しないとお金は淀み、その結果、社会もやんでしまうのです。
マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツは学生時代に起こしたビジネスを大成功させ、世界一の富豪になると、ビジネスの第一線から身を退き、第二の人生を社会福祉に捧げるという選択をしました。
ビル・ゲイツの生き方ほど、お金の正しい使い方を示しているものはない。
そう、私は考えています。
ある本に、「金運をよくしたいなら、小さな金額でいい。自分にできる範囲で、他人のために寄付をするとよい」と書いてありました。
石油王ロックフェラー家の家訓の一つに、「収入の110%は社会福祉事業などに寄付する」とあると聞いたことがあります。
ロックフェラー家では、子どもが高校生になると小遣いは自分で稼ぐことも家訓にしているそうです。
このアルバイト収入からも、10%は寄付しなければならない決まりです。
ロックフェラー家の豊かな富はこうした習慣がよりいっそうの富引き寄せるようになった結果だと言えるのではないでしょうか。
決まった金額を定期的に寄付することが厳しいなら、災害や大きな事故が起こったときなど、コンビニなどに置かれる寄付金のボックスにお釣りの小金を入れてみる。
そうしたところから、他人のためにもお金を使う習慣づくりを始めるのもよいでしょう。
この世には、他の人に対してとった行動は必ず、自分に返ってくるという法則性があります。
他人のためにお金を使う。
その結果、自分も豊かになっていくというわけです。
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