生き方上手

人生に奇跡を起こす１００の言葉
　
第5章　愛と幸せで人生を満たす
　
Murphy's Message：78
『相手の欠点をリストアップし、数えてあげてみましょう。自分の欠点についても同様にします。すると、自然に相手の欠点を受け入れる気持ちになります。』

陰口が人をおとしめる言葉であることを知っている人は多いでしょうが、お世辞も同類の言葉であることを理解している人は少ないでしょう。

言うまでもなく、心の底からの賞賛や誉め言葉は、反対に、相手も、そして自分の心も最高に高めてくれる言葉です。

なぜ、お世辞やおべっかがいけないのか。

それは、お世辞を口にするときには相手に気に入られ、自分の利益を得たいという、姑息な魂胆が潜んでいるからです。

よい人間関係であるかどうかは、楽しい時間であること、功利的な計算が含まれていないこと、お互いをしょっ直に認めあっていることなどで決まります。

友達であれ、仕事仲間であれ、もちろん、恋愛であっても、そこにしたたかな計算や策略が忍ばせてあれば、その関係は真の実りはもたらしません。

人の意識のさらなる下に存在する潜在意識には、真偽、正邪、真贋を感知する独特の感度がそなわっていて、マイナスの属するものは即座にはねのけてしまう力があるのです。

周りの人が陰口や心にもないお世辞を口にしだしたらどうするか。

それについては、アメリカの著述者ジョン・トッドが次のような答えを示しています。

「仲間が陰口をたたいたり、非常識なことを言ったりしたら、口で注意できる場所は注意し、それでダメな場所は口をつぐみ、それでも続くようだったら、その場を立ち去ることである」

「魂に心地よい響きの言葉だけを口にすることは、潜在意識の感度を高めます。」
　
　
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