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生き方上手


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How to master your life
『自分を超える法』Peter Sage
Key1 自分を超える「5つの法則」

法則1 成功の心理学
『「人間の6つの欲求」こそが、人間の行動を突き動かす』
③「重要感のニーズ」
「恐怖感」を原動力にした重要感は、マイナスの結果を引き起こす」

それでは、ここで、「私が陥ってしまった過ち」を、ご紹介しましょう。

私の父、ジョニーは立派な人で、私たちが住んでいた地域では名の知れた「有名人」でした。私が17~18歳のころ、友人と街を歩いたり、レストランに入ると必ず言われました。「あそこにジョニーの息子がいるよ」と。

私はそれが嬉しくありませんでした。どこに行っても「ジョニーの息子」「ジョニーのところの子ども」と言われました。私に「自分自身の個性」はない。ただ「立派な父の息子であるという存在」のような気がしていました。

やがて私は、「重要感」を激しく求めるようになりました。
「僕は、”ジョリーの息子”という名前ではない。俺の名前はピーター・セージだ!」

その強い欲求が、当時の私のモチベーションとなり、「成功して自分自身が重要人物であることを証明したい!」という、強い思いに発展していきました。

実際に私は、21歳にはビジネスを立ち上げ、世間の基準でい言えば、「起業家」として、そこそこの成功を手に入れました。

若くして成功した「驚異の青年実業家」として、「自分の存在感」を得られるようになったのです。

しかし、問題がありました。私の内面では、自分がかつての「ただのジョニーの息子」であると感じていたのです。そこに「恐怖」が生まれました。

世間がつくり上げた私に対するイメージと、私の内面で感じているものとのギャップがあまりに大きかったので、「何かのはずみで大きな失敗をして、自分が価値のない人間だということが、世間にばれたらどうしよう…」という不安でいっぱいになってしまったのです。

「自分の重要感」が大きな脅威にさらされた私は、ますますビジネスにのめり込み、皮肉なことにさらに「大きな成功」を手に入れました。

ただしそれは、健康、充足感、自己の成長、貢献という面で、「非常に多くの犠牲」を払った、「バランスを欠いた成功」でした。

どうしてそのようなことになったのでしょう。
それは、私を駆り立てた原動力が、「自分はダメなのではないか」「自分には足りないものがある」という、「恐怖感」から来ていたからです。

「恐怖を原動力にした重要感を求める行動」は、マイナスの結果を引き起こすこともあるのです。
 
 
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