生き方上手

「アドラー心理学」
　
【なりたい自分になるための心得】
　
3章　妥協なき真実の愛
　
アドラーの言葉　065　容易ではない勇気づけ
　
『勇気はスプーン一杯の薬のように与えることはできない。』

アドラーは、教育の目標として「自分になるで課題に取り組む力を身につけること」を挙げます。

そのために、進んで課題に取り組めるようになるための勇気を与えることを、何より重視します。

しかし、勇気づけることは、知識や技術を教えるほど容易ではありません。

相手の立場に立って信頼関係を築き、粘り強く対話をして相手の理解を促すという面倒な取り組みを要します。

叱ったり、褒めたりするほうが手っ取り早い局面はいくつも出てくるはずです。

でも、本当に相手を育てるには、この方法しかありません。
　
　
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