『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

ポジティブ心理学の科学から出るパワフルな情報を、待ち望んでいる人々に届けるページです。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

第8章 波及効果 P181

おいしい食事や暖かいベッドが嫌いな人はいない。 愛し合う相手にそばにいてほしいと誰もが思っている。 誰だって幸せな人生を送りたいと思っている。 だが、こうした基本的なことが満たされると、他のものもほしくなってくる。 人間の心をつかんで離さない…

第8章 波及効果 P180

「不思議だろう?1人1人の人間の人生がたくさんの他の人の人生に関わっているんだ」 天使のクラレンス、映画「素晴らしき哉、人生!」 スライト・エッジを発見し、健康、お金、人間関係、自己開発の4つの基本分野でそれがどのように働くかを経験したのに続…

第7章 幸せの秘訣 174

『幸せ習慣』 幸福について研究している他の研究者たちが提案した別のリストを紹介しよう。 そこには以下のような項目が含まれている。 →友だちのためにもっと時間を作る →今という瞬間を味わう練習をする →ポジティブな視点を持つ練習をする →人間関係を育…

第7章 幸せの秘訣 P172

『幸せ習慣』 『The Happiness Advantage(仮邦題:幸せのアドバンテージ)』の著者、ショーン・エイカーは幸福についての研究者で、このところ僕が最もよく一緒に仕事をしている作家でもある。 僕は幸せを広めることに本気で取り組んでいるので、彼には僕の…

第7章 幸せの秘訣 P171

『幸せ習慣』 では、自分をより幸せにしてくれる日々の行動とは、正確にはどういうものなのだろう? ポジティブ心理学に関するすべての研究や文献は、シンプルで簡単なちょっとしたエクササイズを過して脳をプログラムし直すことができるのだと教えてくれてい…

第7章 幸せの秘訣 P168

『スライト・エッジを働かせる鍵』 2005年に「スライト・エッジ」の初版が世に出て以来、それが人々の人生に(たくさんの人々の人生に)及ぼす影響を僕は見てきた。 この8年間、『スライト・エッジ』がいかに自分の人生を変えたかを語る手紙や電話を、夥しい…

第7章 幸せの秘訣 167

『自己開発と幸福』 そして2番目の理由だが、こちらのほうがもっと切実なものかもしれない。 それは、人々は本当に幸せになりたがっているということだ。 可能な限り自分を成長させたいという願望よりも、幸せに・なりたいという願望の方が強い人のほうがは…

第7章 幸せの秘訣 P166

『自己開発と幸福』 数年前、幸福に関する記事や文献を読み始めたとき、僕はその内容にすっかり夢中になり、他の人たちにも読むように勧め始めた。 彼らがそうするようになると、不思議なことが起こっていることに僕は気づいた。彼らは、自己開発の記事や文…

第7章 幸せの秘訣 P164

『使う言葉で寿命は予測できる』 2013年6月、僕は第3回国際ポジティブ心理学大会に出席し、態度と健康の聞には直接的な相関関係があることを示す驚くべき証拠があるというセリグマン博士の発表を聞いた。 博士は、CDC(訳注:疾病対策センター)が報告したア…

第7章 幸せの秘訣 P162

『幸せが最初に来る』 幸福についての研究で最も根本的ですばらしいことの1つは、自分を幸せにしてくれることをすると、幸せになるだけではなく人生がうまくいくようにもなるという発見だ。 この章のタイトルが「幸せになる秘訣」ではなく、「幸せの秘訣」な…

第7章 幸せの秘訣 P160

『再び僕の母から学ぶ』 子供の頃の僕は、母が何についても誰に関しても、否定的なことを言うのを1度も聞いたことがなかった。 状況がどんなに悪かろうと、国はいつもどうにかしてその中に何かしら肯定的なことを見つけ出すのだった。 いかに不愉快な、迷惑…

第7章 幸せの秘訣 P159

『再び僕の母から学ぶ』 僕が母と座って話をしていて、母が億万長者だったと知った日のことを覚えているだろうか? 僕はそのことについて何年も考えた。 そしてその話をしていたとき、その話の中の何かが僕の心を 打ったのだと今になって気づいた。 それは母…

第7章 幸せの秘訣 P158

『独立宣言を書き換える一幸福の追求ではなく、幸福の実現に』 セリグマンの幸せ革命は、それを実行するために必要な正確なステップを解明した。 ポジティブ心理学の研究者たちが発見したのは、幸せとは何か大きなことを追求するす(なわち何かを追い求める…

第7章 幸せの秘訣 P157

『独立宣言を書き換える一幸福の追求ではなく、幸福の実現に』 この幸せ革命はある意味では、まったく新た・なものというわけではなかった。 それはある意味 、数百年前に起こった別の革命を真似て、その上に積み重ねられたものだったと言える。 トマス・ジ…

第7章 幸せの秘訣 P156

『科学が幸せについて学んだこと』 2000年代中頃には、一般市民も心理学のこの新たな動きに注目するようになった。 2005年1月 、『タイム』誌は、「幸せの科学」と題した特集記事を載せた。 翌年、ハーバード大学のある教授がポジティブ心理学の講座を開設す…

第7章 幸せの秘訣 P155

『科学が幸せについて学んだこと』 ここで少し時間を割いて、ポジティブ心理学がどのように生まれたかについてお話ししたい。 というのも、ポジティブ心理学というものそれ自体が、スライト・エッジが機能している素晴らしい例だからだ。 必過去100余年のほ…

第7章 幸せの秘訣 P154

「成功は幸せへの鍵ではない。幸せが成功への鍵なのだ」アルベルト・シュバイツァー 『スライト・エッジ』の初版を出版したあと僕は、自分の世界を揺るがし、自分のスライト・エッジの理解をまったく新しいレベルまで引き上げるような発見をした。 僕はその…

第6章 飛躍的進歩という言葉にだまされてはいけない P148

『特効薬と奇跡』 僕たちの社会は、成人発症型糖尿病、心臓病、肥満、そしてその他多くの慢性病の箆延による健康状態の悪化によって医療制度や税制度、社会保障制度が恐ろしいまでに肥大化し、経済危機へと急速に陥りつつある。 こんなことになった原因はは…

第6章 飛躍的進歩という言葉にだまされてはいけない P147

『特効薬と奇跡』 小学1年生が全員、良書を毎日10ページずつ必ず読む習慣をつけるよう言われたなら、その後どんなことが起こるか想像できるだろうか? 彼らが大人になったとき、彼らの経済状態、健康状態、人間関係は、どのように変化しているだろう? この20…

第6章 飛躍的進歩という言葉にだまされてはいけない P146

『特効薬と奇跡』 毎年1月になるとアメリカ中のジムで、何十万人もの人たちがすぐにやめてしまうことになる1つのプロセスをもう1度やり直す。 そして彼らがすぐにやめてしまうことになる唯一の理由は、彼らが正しい期待をもって臨まなかったことだ。 彼らは…

第6章 飛躍的進歩という言葉にだまされてはいけない P145

『勝つエッジ』 2004年のマスターズ・トーナメントを見たゴルフ・ファンで、それがどんな終わり方をしたかを忘れる人はいないだろう。 過去10間でタイガー・ウッズ以外の誰よりも多くの優勝回数を誇るフィル・ミケルソンは、最終ラウンドの18番ホールで6メー…

第6章 飛躍的進歩という言葉にだまされてはいけない P144

『勝つエッジ』 スライト・エッジは、あらゆる勝者が成功するために太古の昔から活用してきたプロセスだ。 勝つためにはいつでもスライト・エッジが必要なのである。 夏のオリンピックで最も待ち望まれる競技の1つが男子競泳だ。 2008年の北京五輪を迎えるに…

第6章 飛躍的進歩という言葉にだまされてはいけない P142

『小さな一歩』 僕たちの文化的神話、つまり僕たちの社会が1つの集団として信じている哲学は、自分たちはそんなことをしていないと思っているときでも、飛躍的進歩的なブレークスルーを崇めている。 「1人の人間にとっては小さな1歩」アポロ11号で月に着陸…

第6章 飛躍的進歩という言葉にだまされてはいけない P143

『小さな一歩』 僕はなにも、飛躍的進歩なんて実際には起こらない、だから神話だなどと言っているわけではない。 事実、それは実際に起こる。 ただし、人々が考えているようなかたちでは起こらない。クオンタム・リープという言葉は素粒子物理学に由来してい…

第6章 飛躍的進歩という言葉にだまされてはいけない P139

『架空の神と実在のヒーロ ー』 ここでちょっと、物事が本当はどんなふうに進むのかを見てみよう。 ピーター・パンやカーク船長、あるいは他の架空のヒーローたちが髪の毛をかきむしって悩んだであろう現実の問題を考えてみよう。 一例として、奴隷制とその…

第6章 飛躍的進歩という言葉にだまされてはいけない p138

『架空の神と実在のヒーロ ー』 古代ギリシャの劇場では、登場人物たちは劇作家が考え出せる限りの混乱へと陥っていく。 そして何もかもがあり得ないような災難に向かっていると思われたそのとき、劇の最後の数分間で、「神」を演じる俳優が空から舞い降りて…

第6章 飛躍的進歩という言葉にだまされてはいけない P137

『銀行の頭取が決して宝くじに当たることがない理由』 スライト・エッジがこれほど無視され、見過ごされ、過小評価されている理由の1つは、僕たちの文化が「大躍進」という概念を崇拝しがちだということだ。 僕たちは劇的な大発見を褒めたたえ、ヒーローを新…

第6章 飛躍的進歩という言葉にだまされてはいけない P136

『銀行の頭取が決して宝くじに当たることがない理由』 宝くじの当選者についての記事を読んでいて、当選者が実は銀行の頭取や成功した起業家、あるいは企業の重役だったということはまずないという に気づいたことがあるだろうか? つまり宝くじの当選者がそ…

第6章 飛躍的進歩という言葉にだまされてはいけない P136

『「いつか」という日は決して訪れない』 さらに衝撃的な事実をお伝えしなければならない。 それは待っていても、あなたの船はやっては来ないということだ。 船はすでにそこにある。 着岸し、待って いる。 あなたはすでにお金も手に入れている。 時間もすで…