『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

ポジティブ心理学の科学から出るパワフルな情報を、待ち望んでいる人々に届けるページです。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

第12章 自分に投資しよう P297

「思考のための1セント(すなわち1000万ドル)」 それでは思考というものが実際にどのように作用するのかを見てみよう。 学ぶことと同様に(あらゆることと同様に)、思考にも2つの種類がある。 その2つが共同で作用する仕組みを知っているということがき…

第12章 自分に投資しよう P296

「思考のための1セント(すなわち1000万ドル) あなたの頭の中には常に解説が流れている。 しかしおそらくほとんどの時間は、何を言っているのか意識することさえないだろう。 ときには頭の中からその解説があふれ出て、声に出して独り言を言うこともある。 …

第12章 自分に投資しよう P294

「心のジャイロスコープ」 古典的名著『マスターの教え』(飛鳥新社)の著者ジョン・マクドナルドは、この心のジャイロスコープとその仕組みを描写する美しい一節を記している。 正しい航路を取るために、あなたは何度でも戻ってくる。 いったい何があなたを導…

第12章 自分に投資しよう P289

「軌道修正」 完璧な直線道路、あるいは完壁な直線だという錯覚を与えるような道路で車を運転しているとこ ろを想像してみてほしい。 もちろん、その道路は本当は全然まっすぐではない。 小さな凸凹や傷と か、微妙な坂や傾きやねじれなんかがたくさんある。…

第12章 自分に投資しよう P289

「軌道修正」 2つの地点を結ぶ最短の道は何だろう? それは直線だと思うだろう。 ところが違うのだ。 それは理論上は正しい答えかもしれないが 、 現実では決して真実ではない。 現実の世界では、あらゆるものは曲線を描いている。 そして現実とはあなたや僕…

第12章 自分に投資しよう P288

「学びのリズム」 英語には「歩く前にはハイハイしなければならない」という表現がある。 この表現には、ほとんどの人が気づいていないより探遠な真実がある。 ハイハイの持つ手足を交互に動かすリズムと反対側の手足の動きを協調させる能力は、スライト・エ…

第12章 自分に投資しよう P287

「学びのリズム」 本から学ぶ知識と人生から学ぶ知識。 勉強による学びと行動による学び。 本を読み、読んだことを活用し、行動して確かめる。 そしてその実践的経験を読書に活かして、理解を深める。 そしてその深まった理解を再び行動に活かす。 学びとは…

第12章 自分に投資しよう P287

「学びのリズム」 「実践を伴わない知識は役には立たない」と孔子は言ったが、この言葉には続きがある。 それは「 そして知識を伴わない実践は危険なものだ」というものだ。 人生から学ぶ知識のほうが本から学ぶ知識よりも優れているというわけではない。 両…

第12章 自分に投資しよう P286

「学びのリズム」 ジ ェームズ・アレンの名著『思いのパワーがすべてを決めている』(三笠書房)のような本は、読んだあと本棚に戻して1年後に再び読み直すと、まるで僕が眠っているうちに誰かがこっそり部屋に忍び込んで丸ごと書き直したかのように感じる…

第12章 自分に投資しよう P286

「本から学ぶ知識と人生から学ぶ知識」 「千里の道も1歩から」という中国の諺を間いたことがあるだろう。 これもスライト・エッジをう まく捉えた優れた例の1つと言える。 だが肝に銘じてほしいのは、千里の道の出発点は1歩を踏み出すことであって、1歩…

第12章 自分に投資しよう P285

「本から学ぶ知識と人生から学ぶ知識」 人生は観客として見て楽しむスポーツではない。 人生は何を隠そう、自分の身体を使って勝負す る格闘技なのだ。 しかも練習もなしで、生まれたその日からずっと試合に出続けなければならない格闘技なのである。 人生は…

第12章 自分に投資しよう P285

「本から学ぶ知識と人生から学ぶ知識」 学びには2種類ある。 1つ目はいわゆる勉強だ。 読書、オーディオブックを聴くこと、講座やセ ミ ナーに参加することはこちらに合まれる。 もう1つは実践だ。 優秀な師たちと共に学んだり、素晴らしい本やオーディオブ…

第12章 自分に投資しよう P284

「本から学ぶ知識と人生から学ぶ知識」 ここで抜き打ちテストをしてみよう。 スイレンの葉の上に5匹のカエルが座っている。 1匹が水に飛び込むことにした。 では残りは何匹か? 「4匹」と答えたなら、 あなたの数学の力は大丈夫だ。 だが残念ながら、これ…

第12章 自分に投資しよう P283

「継続的な学び」 日々10 ページずつ読めば、1カ月で300ページの本を読み終わる。 『思考は現実化する』のような、誰かが生涯を通じて獲得した成功に関する素晴らしい学びがぎっしり詰まった本を読んでみよう。 ナポレオン・ヒルのような人が生涯を費やして…

第12章 自分に投資しよう P280

「継続的な学び」 「自分を教育する」といっても、それは特定のスキルや科目を学ぶというような狭い意味合いでは ない 。 個人としての成長にも職業上の進歩にも役立つような科目や研究の習得に関わる知識やスキ ルを身につけようとすれば、当然、継続的な学…

第12章 自分に投資しよう P280

「継続的な学び」 学校での勉強にもそれなりの意味は確かにあるが、僕が「学び」と言う場合、学校で学ぶことだ けを指しているのではない。 またご存じの通り、僕は良書から得られる知識を崇拝しているし偉大な師たちのことも尊敬しているけれど、本や師から…

第12章 自分に投資しよう P279

「継続的な学び」 時間が持つ力についてはこれまでにも取り上げてきた。 目的を追求する際には、時間の力を生かせるようになることが不可欠だという話をした。 これは確かにすべての戦略中の要であると言える。 時間は万能薬ではないにしろ、遅かれ早かれす…

第12章 自分に投資しよう P278

「6時間で木を切り倒せと言われたら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう」エイブラハム・リンカーン エイブラハム・リンカーンが言ったとされる名言がある。 それは「6時間で木を切り倒せと言われたら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう…

第12章 自分に投資しよう P278

「6時間で木を切り倒せと言われたら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう」エイブラハム・リンカーン あなたが自分自身に与えられる最高の贈り物は、仕事上の最も賢明な投資にもなる。 それはまた、困難な仕事を成し遂げる過程で最も重要なステップ…

第11章 スライト・エッジをマスターしよう P274

「読者から寄せられた体験談」 娘が生まれてしは、らくしてから、僕は不本意ながら国が運営する WI Cプログラム(訳注:米国の婦人児業向け栄養強化計画)に娘のミルク 代を支給してもらえるかどうか問い合わせた。 自分でミルクを買う余裕がなかったからだ…

第11章 スライト・エッジをマスターしよう P269

「偽りの大多数」 成功曲線に踏み出そうとすれば、たった1人で踏み出すことになる可能性が非常に高い。 ウィルバーフォースやエジソンや、リンカーンがそうだったように。 大多数の人が敢えてしょうとはしないことをしよう。 20人のうちの1人ではなく、思い…

第11章 スライト・エッジをマスターしよう P268

「偽りの大多数」 「すべての真実は 3つの段階を経る」というのが、ドイツの偉大な哲学者アルトゥール・ショーペンハウアーの観察だったようだ。 「 第1段階では 一笑に付される。第2段階では激しい反対にあう。第3段階で自明の理として受け入れられる」…

第11章 スライト・エッジをマスターしよう P268

「偽りの大多数」 成功曲線と失敗曲線という2本のスライト・エッジ曲線は通常、長期間平行に走っている。 ほとんどの人には両者の違いがほとんど分からないほど接近している場合もある。 しかし2本の曲線は突如として針路を変え、互いから遠ざかっていく。 …

第11章 スライト・エッジをマスターしよう P267

「ギャップを埋める」 あなたは成功か失敗か、どちらかの方向に進まなければならない。 じっと立ち止まっていることはできないのだ。 宇宙は曲線を描いていて、あらゆるものは絶えず変化している。 可能性は2つしかない。 現状を手放して理想の地点へ到達す…

第11章 スライト・エッジをマスターしよう P265

「ギャップを埋める」 大きく鮮やかな夢を抱き、その夢をはっきりと言葉に出す人は、その夢に向かってぐんぐん引き寄せられ、事実上止めようがなくなる。 マーティン・ルーサー・キング・ジュニア、ガンジー、マ ザー・テレサ 、エジソン、IBMの初代社長トー…

第11章 スライト・エッジをマスターしよう P264

「ギャップを埋める」 1人の人間の人生の限界は、その人を意気消沈させる問題の大きさで測ることができる。 その人が解決できる問題の大きさによって、その人の人生が持つ影響力を測ることができる。 あなたが解決できる問題の大きさが、食料品店で買ったも…

第11章 スライト・エッジをマスターしよう P263

「ギャップを埋める」 仮にあなたは働き者でなかなか良い収入を得ているのだが、しっかりとした退職金制度がないため、70代になったとき に快適に暮らしていけるかどうか不安を感じているとしよう。 72 歳のときにはこんなふうに暮らしていたいという願望が…

第11章 スライト・エッジをマスターしよう P261

「望むということ」 ここで1つ興味深い話をしよう。 自分が最も大切にしている夢を口に出すと少し居心地の悪い思いをすることがあるとすれば、周りのみなも居心地の悪い思いをすることがあり、しかもそれは自分が感じる居心地の悪さよりもはるかに大きなも…

第11章 スライト・エッジをマスターしよう P260

「望むということ」 夢や目標や願望を抱くことは、必ずしも楽しく快いとは限らない。 野心や願望や欲望は不快なこ ともあるし、苦痛なことさえある。 「want(訳注:望む)」こという言葉には 2つの意味がある。 1つは何かを欲しがっているということ、もう…

第11章 スライト・エッジをマスターしよう P260

「望むということ」 「勝つために人が備えていなければならない1つの資質がある。それは目標を明確にすること、自 分が何を求めているのかを熟知すること、そしてそれを手に入れたいという燃えるような願望だ」。 不朽の名著『思考は現実化する』の中でナポ…