THE SLIGHT EDGE
2部 スライト・エッジを生きる
第11章 スライト-エッジをマスターしよう
歩くことを学ぶ過程で、あなたは転ぶことと立ち上がることのどちらに多くの時間を費やしただろう?
ほとんどの赤ん坊と同じように、成功(歩くこと)よりもはるかに多くの失敗(転ぶこと)を経験したはずだ。
だが、それは問題ではない。
あなたは習得の道を歩んでいたのである。
もうやめようと思ったことが1度でもあっただろうか?
「どうもボクは歩くのに向いていない みたい。それなら、これからもずっとハイハイするしかないかな。うん、それもそんなにわ悪くないな。よく考えてみると、それに慣れるのもそれほど難しくはなさそうだし…」なんて心の中で考えたことがあっただろうか?
もちろんないだろう。
あなたはすでに習得の道を歩んでいて、あなたはすでにマイスターだったのだから。
あとは歩くスキルが追いつくのを待つだけだ。
始終転んでばかりいるのは本当に不愉快だし(転べば痛い思いをすることになるし)、仰向けにひっくり返ったカブトムシみたいに床に転がっているあなたはそうとう間抜けな感じに見えただろう。
それでもあなたは挑戦し続けた。
それはなぜだろう?
なぜなら成功する人というのは、成功しない人がやりたがらないことをやるものだからだ。
素晴らしいのは、赤ん坊は誰もみな成功者だということだ。
赤ん坊のとき、人はみな、マイスターなのだ。
人は誰でもそういうふうにできている。
人は生まれてきたとき、本能的にスライト・エ ッジを理解している。
それなのに成功を引き寄せる生得の力、ものごとを習得する術を、4万回の「ノー」を経験する過程で手放してしまうのだ。
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