生き方上手

「アドラー心理学」
　
【なりたい自分になるための心得】
　
4章　1人ではたどり着けない幸福
　
アドラーの言葉　0９0　人生の善し悪しを左右するのは
　
『人生の善し悪しは、個人の目標に隠された感情が社会的か反社会的かで決まる。』

人生の善し悪し、すなわち幸せであるかどうかは、その人がどのような目標を持っているかで決まるとアドラーはいいます。

目標に隠されている気持ちが、他者や社会と共存し、貢献しようとするものなら、いかに些細な出来事でも本人は幸せなはずです。

ただし、誰もがそのようにはいきません。

たとえば、アドラーは「甘やかされて育った人は社会のためになることを『した後』ではなく、『する前』に賞賛されることを望む」ともいいます。

このような人は、他者に認められるのが当たり前という感情が先に立つ、”王様”なのです。
　
　
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