『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

ポジティブ心理学の科学から出るパワフルな情報を、待ち望んでいる人々に届けるページです。

第14章 スライト・エッジ同盟を活用しよう P328

イメージ 1


『推進力を利用する』

スライト ・エッジを習得するということの中には、「本来の最適な成長速度」を見いだすことも含まれている。

そのためには1歩1歩たゆみない努力を繰り返してきちんとした基礎を築き、それを基にさらに努力を積み重ねるというのが最善のやり方だ。

すなわち、ちょっとした自己管理を長期間続けるというスライト・エッジのやり方こそが、最適な成長速度なのである。

カメはこのやり方で勝ったし、あなたもこのやり方で勝者になれる。

前言を翻すようだが、ここで1つ質問をしよう。

ウサギとカメの物語が真に伝えようとしていることは何なのか。

そう、「ゆっくりと着実に進む者が競争に勝つ」ということだ。

だが、ゆっくり進むことに格別に良い点があるとは言っていない。

ゆっくりであること自体が持つ利点は何もないのである。

進む速度が速すぎる場合があるのと全く同様に、進む速度が遅すぎるということもあり得るのだ。

イソップ物語の教訓のキーワードは「ゆっくりと」ではない。

『着実に』なのである。

着実に進む者が競争に勝つ。

それがイソップ物語に込められた真実だ。

なぜなら着実に進むことによって、スライト・エッジの力を活用することができるからだ。

ウサギとカメの物語が真に伝えようとしているのは、推進力という驚くべき力だと言うことができる。

ニ ュートンが提唱した物体の運動に関する3法則の中の第1法則(慣性の法則)に記されているとおり、「動いているものは動き続け、止まっているものはいつまでも止まっている」のである。

それゆえに、活動することが非常に重要なのだ。

ひとたび動き始めてしまえば、動き続けるのは簡単だ。

だが、止まってしまったなら、再び動き出すのは簡単なことではない。

#SlightEdge #幸せの秘訣 #ありきたりな事をきちんとやる #コミュニティー