『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

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第7章 幸せの秘訣 P172

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『幸せ習慣』
 
『The Happiness Advantage(仮邦題:幸せのアドバンテージ)』の著者、ショーン・エイカーは幸福についての研究者で、このところ僕が最もよく一緒に仕事をしている作家でもある。
 
僕は幸せを広めることに本気で取り組んでいるので、彼には僕の会社に来てもらっていかにして幸せになるかをテーマとした3時間のワークショップを行ってもらった。
 
シ ョーンが教えてくれるのは、長期間一貫して続ければ、大いに、目に見えて、計測可能なほど、幸福度を高めることができる5項目の毎日行えるちょっとしたことだ。
 
それは幸せをつかむためのスライト・エッジ的行動、すなわち幸せ習慣だ。

1.毎朝、自分が感謝していることを3つ書く。
 
毎日同じことを3つではなく、新しいことを3つ見つける。こうすることであなたの脳は、ポジティブなことを求めて自分の周囲を探るよう訓練される。
 

2.毎日、直前の剖時間で経験したポジティブなことを2分間で日記に書く。
 
思い出せるすべてのことを詳細に書くこと。こうすることであなたの脳は、その経験を文字どおり体験し直すことになり、そのポジティブな影響が倍増する。
 
3.毎日腹想する。
 
何も大げさなことではない。ただやっていることをすべて止めて、リラックスし 、自分の息が出たり入ったりするのを2分間見つめる。こうすることであなたの脳はあなたが望むことに集中するようになり、周囲のネガティブなものに気を散らされることがなくなる。

4.毎日1日のうちに、思いつくままに親切な行動を取るようにする。
 
これを簡単に行う方法として、ショーンは1つ の具体的な行動を奨励している。それは1日のはじめに2分間時間を割い
て、誰か知っている相手にその人を褒めるメールや、その人がしてくれたことに対する感謝の気持ちを伝えるメールを書くという行動だ。

5.毎日目分間運動する。
 
ちょっとした有酸素運動や、きびきびと歩いたりするだけでも強力な抗鬱効果がある。多くの場合、抗鬱剤を飲むよりも効果がある(しかも、より長期間持続する)。
 
ショーンによると、これら5つのうちどれか1つでも3週間、つまり連続21日間、忠実にやり続ければ、それは習慣に(幸せ習慣に)なり始めるという。
 
文字どおり自分の脳を書き換えて、世界を別の見方で見るようになり、その結果、日々の幸福度が増すというわけだ。
 
興味深いのは、1度に5項目すべてをやらなくてもいいということだ。
 
実際、1度に5項目すべてをやろうとはしないほうがいいのだとショーンは言う。
 
最初は1項目から始めてそれが習慣になるまで続け、その後もう1つ追加するという具合に続けるのがいいようだ。
 
5項目のどれをとっても素晴らしい論理と説得力のある研究によって支えられているが、研究によって裏づけられている幸せ習慣はこれ以外にもある。
 
これら5つはその良い例にすぎない。
 
 
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