第10章 人生の2つの道 P241
「これから向かう先」
あなたの経済状況について正直に見つめてみよう。
あなたは資産を築き、真の経済的自由を与えてくれる長期的プランを運用しているだろうか?
あなたの純資産は年々増えているだろうか?
分相応に暮らし、あなたの財産の純粋価値を長年かけて高めてくれる運用プランに収入の一部を投資しているだろうか?
そのプランは少しずつあなたの資産を増やし、複利のパワーでどんどん勢いをつけて、冬の丘を転がり落ちる雪だるまのように大きな固まりとなって、あなたが最も必要とするときにあなたに大きな経済力を与えてくれるだろうか?
それともあなたはクレジットカードや借りたお金で生活しているのだろうか?
時間に追われ、財源は使い果たし、資産を蓄える代わりに負債を重ね、抜け出すことが難しくなるばかりの穴をさらに深く掘っているのだろうか?
キャリアについて正直に同んつめてみよう。
あなたの職業人生は日々発展しているだろうか?
自分が選んだ職業において、より大きな成果と達成感へと自分を導く道を歩いているだろうか?
あなたの仕事は金銭的報酬という面だけではなく、意義ある貢献、個人的な充足感、仲間からの敬意といった面でも大きくなっているだろうか?
あなたが周囲に与えるプラスの影響力について正直に見つめてみよう。
あなたは周囲の人たちにどんな影響を与えているだろうか?
あなたがそこにいることで、世界にどんな違いが生まれているだろうか?
あなたがこの世を去ったあと、遺産として何が残るだろう?
そして人々はあなたをどう思い出すだろう?
自分のキャリア、職業上の成果、人間関係、、個人としての成果、自然や人類や神との連帯感などすべてを合わせて考えたとき、自分の人生の全体としての価値や意味をあなたはどう表現するだろう?
そしてその感覚は、日々、毎月、1年1年 、より強く、より深く、より豊かで、より強力なものになっているだろうか?
人生には練習もリハーサルもない。
あるのは1回限りの本番だけだ。
本当にそうなのだ。
だから真面目に自分に誠実に、この自己査定に取り組まなければならない。
自分の人生を見つめて、自分が今本当はどこにいるのかを正直に答えてみてほしい。
今すぐ僕と一緒にやってみよう。
鉛筆を用意して(ペンではなく鉛筆を。あらゆるものは変化するのだから)、以下のリストに示した人生の各領域の右側に設けた「上」か「下」の欄にチェックを入れていこう。
あなたは今、どちらの方向に向かっているだろうか?
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