スライト・エッジ P434
「フォーラムへの招待状」
本書はこれで終わりだ。
最後まで読み通すことができたあなたに、おめでとうという言葉を贈り たい。
ただし 、あなたが多くの人たちと同じように、本書を買うかどうか決める前に、結末を知り たくて最後の数ページだけを流し読みしたのでなければの話だが。
いずれにしても、結末はどうなるのだろうという疑問が湧くのは当然だ。
小説であれば、読者を満足させるような結末が最後の10ページで用意されているのだろうが、本書は実生活を扱うノンフィクションであるから、結末は書かれていない。
結末を書くことができるのは、本書を読み終えたあなただけだ。
そこであなたに質問してみたい。
結末はどうなるのかと。
例えば、次のような結末もあり得るだろう。
そうして本を閉じると、何度かうなずき、「良い本だった。内容をしっかり覚えておかなければ」と思いながら本を書棚にしまい込んで、そのまま少しずつ忘れてしまった。そして、その本を読む前と変わらぬ生活を続けた。
あなたにとって、『スライト・エッ ジ』は今ここで終わりを迎えるかもしれない。
あるいは今は亡き偉大なるスティーヴン・コヴィーが残した「終わりを思い描くことから始める」という言葉にあるように、自分の人生を永久に変えることになる道へと今日歩み出す決意をすることもできるだろう。
本書を下に置いて忘れてしまうこともできる。
だが、ある運動(するのも簡単、しないで済ますのも簡単、それでも世界を一変させてしまうスライト・エッジの運動)に参加することもできるのだ。
僕は本書の至るところで、波及効果について(すなわち、あなたの日々の決断や行動が他人に及ぼす長期的影響力について)語ってきた。
スライト・エッジが変化をもたらし得る7つの領域(健康、幸福、人間関係、自己開発、お金、仕事、影響力)の中で、最も大きなものは影響力、つまりあなたが自分の周囲にもたらす変化である。
言うなれば、あなたが及ぼすバタフライ効果だ。
スライト・エッジがいろいろな意味で最も重要になってくる。
その波及効果において、あなたの周りの世界にとってはもちろん、あなた自身にとっても。
ひとたび自分が引き起こす波及効果に気づくようになると(スライト・エッジについての自分の経験を他人と共有するという行為が他人に及ぼす影響力を目にしたり、耳にしたり、感じたりするようになると)その共有するという行為そのものが、人生を一変させるような影響力をあなたに及ぼすからである。
実際あなたの人生は、決してそれまでと同じではなくなるだろう。
なぜなら、これまで触れなかったことだが、スライト・エッジと共に順調に歩み続けるためにも、オンライン・フォーラムに参加することをお勧めする。
同じ考えを持った前向きなグループの一 員となることで、新たな力が得られるだろう。
志を同じくする人たちと交流し 、その人たちの人生に触れることができる場所、そしてスライト・エッジの経験を自分の人生に生かし続けるための場所。
それがスライト・エッジ・コミュニティなのである。
スライト・エッ ジ・コミュニティであなたに会える日を楽しみにしている。
ジェフ・オルソン
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