第10章 人生の2つの道 P247
「 良い知らせ」
午前6時、目覚まし時計がけたたましく鳴り始める。
無意識のうちに手が伸びて、スヌーズボタ ンを押す。
これであと10分眠れる。
しばらくして布団の外へそろそろと片足を出してみる。
うう、 寒い。
片目を薄く聞けてみる。
外はまだ真っ暗だ。
ここであなたは1つの選択を迫られる。
そしてそれは良い知らせなのだ。
なぜなら、あなたはあらゆる瞬間において常に選択に直面するのだから。
あなたは今、現在という場所で平衡を保っている。
後ろには伸び続ける過去があり、目の前には広がり続ける未来がある。
あなたは人生のどの瞬間にも、曲線のどちら側に乗り換えるか選択することができる。
過去は変えられない。
だが未来は必ず変えることができる。
あなたは成功曲線を上昇しているだろうか。
それとも、失敗曲線を下降しているのだろうか。
スヌーズボタンの上に手を持っていった状態で、あなたはその答えを選ぶことができる。
この瞬間、まさに人生の岐路に立つ今、 このペ1ジをめくった後、あるいはこの本を下に置いた後、もしくは明日の朝目覚めた後にあなたが向かう方向が、これまで向かっていた方向と同じである必要はない。
過去と未来は等しいものではないのだから。
#SlightEdge #幸せの秘訣 #ありきたりな事をきちんとやる #コミュニティー #スライトエッジ