『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

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第13章 メンターから学ぼう P311

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「あなたのヒーローは誰だ?」
 
自分が素晴らしい講演者になりたければ、素晴らしい講演者と交流することに時間を費やそう。

ビジネスで成功したければ、成功している実業家が経営している会社で働く方法を見つけよう。

素晴らしい親になりたければ、子育て術をすでに習得している人たちと多くの時間を過ごすことが、あなたがその道で前進するための最善の方法だ 。

どんな人がヒーローとして敬愛されているかを見れば、それがどんな社会なのかが分かる。

また、どんな人をヒーローとして真似たいと思っているかを見れば、その人がどんな人間なのかが分かる。

あなたのヒーローは誰だろう?

あなたが模範にしているのは誰だろう?

失敗曲線上にいる95%の人たちは、映画スター(いわば皇族のアメリカ版のような存在)やロックスター、スポーツのスター選手など、社会が植え付けたヒーローを受け入れる傾向がある。

確かに僕もこういう人たちに対して敬愛の念を抱いてはいるけれど、「見習うべき点はあるだろうか?」と常に自問するようにしている。

つまり、彼らを敬愛する気持ちを建設的にモデル化し、それによって実際に自分の学びを増大させ、自分自身の人生を明らかに前進させることができるかどうかを自らに問うのである。

できないというのがあなたの答えなら、他のヒーローを探したほうがいいだろう。

僕たちは往々にして、あまり自分の助けにはならない人たちの人生を勝手に都合よく想像して、 本物のロールモデルではないその人たちを自分のヒーローにしてしまう。

あなたのヒーローがどういう人なのか、ちょっと考えてみるといい。

リストに書き出して検証してみよう。

「僕は彼らのようになれるだろうか? 彼らは僕がしたいと切望しているようなことをし、僕が送りたいと切望しているような人生を送っているだろうか? 僕がなりたい自分になるために、本当に彼らが助けに なるだろうか?」と自問してみるのだ。

あなたが目指しているゴールが何であれ、それと全く同じか非常によく似たゴールをすでに達成した人たち、あるいはその道を順調に歩んでいる人たちを探し出そう。

そして彼らに張りついたり、彼らとお近づきになるためにできることは何でもしよう。

彼らを見習って、彼らが把握し理解しマスターしていることを吸収させてもらうのだ。
 
 
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