第17章 スライト・エッジを生きる P420
「スライト・エッジと世界に与える前向きな影響」
典型的な目標設定型ワークショップでは、参加者に1年後、5年後、10年後の目標を設定させることが多い。
僕がかつて参加したセミナーでは、独自のアプローチが採用されていた。
それは100年後の目標を立ててみようというものだった。
今から100年後の目標を立てるとしたら、あなたはどんな目標を立てるだろう?
自分の人生が幕を閉じたあと、長く世界に残るようなどんな影響を与えることが自分にできるかを想像してみたことがあるだろうか?
あなたがこの世を去ったあと、人々にあなたを思い出させるものは何だろう?
かつて僕は人々に自分の仕事、社会や地域での活動、精神生活をそれぞれ異なる別個の分野として考えるよう指導していた。
その頃はこの3つを健康と経済状態ほどに全くかけ離れた分野として捉えていたからだ。
今ではわずかな違いしかないと考えるようになり、これら(すなわち仕事、社会に及ぼす影響、精神生活)に他の事柄も加えて、より包括的な質問をするようにしている。
それは自分にとって人生はどんなものであってほしいか?という質問だ。
他のすべての事柄が含まれることになるので、とても大きな分野になる。
だが、質問の大きさと 範囲の広さに怖気づく必要はない。
要は日々実践できるちょっとした小さなこと(簡単にできること)を探せばいいのだ(ただし、そういうことはしないで済ますのもまた簡単なのだが)。
答えを出すのにあまり時間をかけすぎないというのが秘訣だ。
まずは行動することだ。力は後からついてくる。
さあ、 やってみよう。
鉛筆を持って大まかに持き出そう。
これは自分の人生だということを思い出そう。
自分にとって人生はどんなものであってほしいだろう?
● 人生に閲する夢(具体的に 、 わかりやすく、期限付きで)
● スタートを切るための計画
● 日々行うべきちょっとしたこと
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