生きかた上手
『伝え方が9割』
第3章「強いコトバ」をつくる技術
「強いコトバ」をつくる5つの技術
メールは感情30%増量でちょうどいい
理解すべきは、デジタル文字の冷たさ!
どうすれば、メールを魅力的にできるでしょう?
これも今まで学んできたことの応用でできてしまうます。
メールは、長文のひとつと考えていいです。
長文の書き方は前項を参照していただき、ここではメールの特徴と対策を理解してください。
知っておいてほしいのが、デジタル文字の冷たさです。
手書きと比べてみると、同じコトバでもメール文字が冷たく感じられるのがわかると思います。
デジタル文字だと、温かみや感情がそぎ落されてしまうからです。
もらったメールでもありますよね。
「うわ、なんかそっけない」と。
でも相手はそんなふうに思わず送っていることがほとんど。
あなたのメールも同じです。
あなたのメールは、あなたが思っている以上に、相手に冷たく伝わっていることを知りましょう。
では、具体的にどうすればいいかです。
感情がそぎ落とされるぶん、コトバで感情を30%増しにするのです。
これで、手書きと同じレベルになります。
具体的には、語尾です。
語尾に感情を加えるのです。
例
書類を確認ください
↓ 30 %増量
書類を確認くださいっ。
書類をご確認ください!
書類をご確認くださいねーー。
語尾を冷静にしないようにしましょう。
何の気なしに語尾を冷静にすると、相手には「怒っているの?」と思われることさえあります。
文例
才田さま
きのうはごちそうさまでした。
一歩踏み出すという考え方に共感しました。
才田さんの話はいつも深くて勇気をくれます。
チャレンジを忘れずに、前に進みたいと思った夜でした。
佐々木
30%増量すると、以下のようになります。
文例(30%増量)
才田さま
きのうはごちそうさまでした!!
一歩踏み出すという考え方にほんと、共感しました!!
才田さまのはなしはいつも深くて勇気をくれます!!
チャレンジを忘れずに、前に進みたいと思った夜でした!!
佐々木
ここではサプライズ法のいちばん基本となる「!」を使ってみました。
ただ「!」をつけただけで、よっぽど印象に残りますよね。
もちろんサプライズ法以外でも、5つの技術どれでも使うことができます。
メールは一日に何十通も出すので、私は短時間でつくれるサプライズ法を多用しています。
業界により環境の違いはあると思いますが、喜びや感動表現は、どこであったとしても受け入れられやすいもの。
ビジネスシーンでも可能でしょう。
ちなみに、私の場合は、このくらい書いちゃいます。
文例
才田さん
きのうはごちそうさまでしたーー!!(サプライズ法)
一歩踏み出すという考えからがあまりにもシンクロして震えてしまいましたーー!!(赤裸裸法)
才田さんの話はいつも自分が浅くて恥ずかしくなるくらい深くて勇気をくれます。(ギャップ法)
チャレンジを忘れずに、前に、前に進みたいと思った夜でした!!(リポート法)
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