『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

ポジティブ心理学の科学から出るパワフルな情報を、待ち望んでいる人々に届けるページです。

第10章 人生の2つの道 P246

イメージ 1

『良い知らせ』
午前6時、目覚まし時計がけたたましくなり始める。無意識のうちに手が伸びて、スヌーズボタンを押す。
これであと10分眠れる。
しばらくして布団の外へそろそろと片足を出してみる。
「うう、寒い」。
片目を薄く開けてみる。
「外はまだ真っ暗だ」。
ここであなたは1つの選択を迫られる。
そしてそれは良い知らせなのだ。なぜなら、あなたはあらゆる瞬間におて常に選択に直面するのだから。
あなたは今、現在という場所で平衡を保っている。後ろには伸び続ける過去があり、目の前には広がり続ける未来がある。
あなたはどの瞬間にも、曲線のどちら側に乗り換えるか選択することができる。
過去は変えられない。だが未来は必ず変えることができる。
あなたは成功曲線を上昇しているだろうか。それとも、失敗曲線を下降しているだろうか。この瞬間、まさに人生の岐路に立つ今、スヌーズボタンの上に手を持っていった状態で、あなたはその答えを選ぶことができる。
このページをめくった後、あるいはこの本を下に置いた後、もしくは明日の朝目覚めた後にあなたが向かう方向が、これまで向かっていた方向と同じである必要はない。
過去と未来は等しいものではないのだから。