『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

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第15章 スライト・エッジ習慣を身につけよう P368

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『習慣その7:スライト・エッジを誠実に実践する』
自分以外に見ている人は誰もおらず、これからも誰にも知られる心配がないうえ、その選択がごく些細な取るに足らないものであるというようなとき、そういうときに自分が下す決断で、自分にスライト・エッジ・インテグリティが有るのか無いのかが分かるのだ。
今日も感謝すべきことを新しく3つ見つけること。
腹八分で食事を終えること。
寒い日でもジョギングシューズを履いて30分間散歩すること。
約束した電話を(本当にかけたかどうか誰にも知られることがない場合でも)3本かけること。
誰にもというのは、自分以外の人にということだ。
スライト・エッジ・インテグリティは、起業家として成功するための大切な秘訣の1つだ。
自分の会社を持てば、あなたに仕事をしろという人も営業の電話をしろと耳元で怒鳴る人もいなくなる。
あなたがベンダーをきちんと把握しているか、帳簿が最新の状態になっているかをチェックする人もいない。
全てがあなたにかかっている。もう上司はいないのだ。
実のところ、最後の一文は正しくはない、あなたにはちゃんと上司がいる。
その上司とはあなた自身だ。
自分の上司としての役割を果たしつつ、来る日も来る日も一貫してうまく仕事をしていくには、並々ならぬレベルのスライト・エッジ・インテグリティが必要になる。
正直に言うと、多くの起業家はスライト・エッジ・インテグリティを実践していない。
自分自身の上司になるという自由に毒されて、成功者になるために必要な枠組みを維持できなくなっている起業家が多い。
日々の小さな物事に対するスライト・エッジ・インテグリティがなければ、起こしてまもない会社というのは頭を水面より上に長くは出していられなくなる。
※ インテグリティには「誠実さ」「正直さ」「言行の一致」を含む多くの定義がある。その中でも『誰も見ていない時でも実践する』というのが、スライト・エッジに最も関連のある定義だ。