『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

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第13章 メンターから学ぼう P319

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『避けるべき人たち』
今、週に2日一緒に過ごしている相手がいて、あなたはそれを週2時間に減らしたほうがいいと思っているかもしれない。
反対に今は週に2分しか一緒に過ごしていない相手がいて、あなたはそれをもっとずっと多くの時間(2時間とか2日とか)にする必要があることに気づくかもしれない。
また、自分が本当にやるべきことはある人との関係を断つことだという場合もあるだろう。
それもまた、交際の法則の一部なのである。
多くの人にとって、スライト・エッジの理解しづらく、受け入れ難い側面はこの部分かもしれない。
スライト・エッジに関する他のほとんどのことは、ご存知のと通り、簡単にできることだ。
だが、あなたに力を与えてくれない人たちとの関係を断つというのは辛く、実践するのが難しいことかもしれない。とりわけあなたが相手を大切に思っている場合や、相手が昔からの友達や大切な家族である場合には。
だが、元気を出してほしい。
「関係を断つ」というのは、必ずしもあなたの人生から彼らを完全に抹消するという意味ではない。
けれども気軽な関係には、充実した時間ではなく、気軽な時間がふさわしい。2時間は多すぎるという相手もいるし、2時間ぐらいが適当で、2日では多すぎるという相手もいる。
スライト・エッジの考え方の中で人付き合いに関するこの部分では、思いやりのある自覚が要求される。
思いやりを持つことと自分の進むべき方向をきちんと持つことは、相容れないものではない。
ただし、注意深く考えて見定めることが必要になる。
相手を裁いているわけではないのだ。
その人との関係が自分に力を与えているかどうか、自分の目的の支えになり夢の実現に役立っているかどうかということに関して、自分に正直になるだけなのだ。