『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

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第14章 スライト・エッジ同盟を活用しよう

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『「推進力」を利用する』
スライト・エッジを理解するということの中には、流れに乗って進むということを学ぶことも含まれる。
好きな速度で突っ走ることもできるだろうが、それではスライト・エッジを無視することになる。
あなたの同意があろうとなかろうと、スライト・エッジが動いていることにあなたが気づいていようがいまいが、スライト・エッジは常に自らにとって最適な速度で動いている。
体操競技の世界大会優勝者、ダン・ミルマンの名著『癒しの旅:ピースフル・ウ ォリアー』( 徳間書店)では、このことがうまく表現されている(ちなみにこの本は、僕のお気に入りの1冊だ)。
流れに乗れ。その流れと共に流れて行けばいいのだ。
スライト・エッジの流れを最大限に活用するためには、自分の成長や発達の速度をスライト・エッジの自然な進行と調和させたほうがいい。
スライト・エッジの戦略を着実に活用し続ければ、自然とそうなっていく。
動いているものは動き続け、止まっているものはいつまでも止まっているのである。
いわゆる推進力というやつだ。
活動し続けることは簡単だ。
しないことも同じくらい簡単だ。たとえ止まっていても、その日に命がなくなるわけじゃない。
だが、その単純な判断ミスが積もり積もれば、自分の追い求める目標 に到達することは不可能になるだろう。
メアリー・ケイ・アッシユはそのことをシンプルにこう表現している。
「何か取り組むべきもの を常に自分に与えましょう」と。