第6章 飛躍的進歩という言葉にだまされてはいけない P135
「私は運というものを心から信じている。努力すれば努力するほど、多くの運が巡ってくるようだ」コ ールマン・コックス
「「いつか」という日は決して訪れない」
「いつか王子様が来てくれる...」というのは、ウォルト ・ディズニーの古き良き映画の一節だ。
白雪姫にはそのとおりになったかもしれない。
しかし現実の世界では、それは失望のレシピなので ある 。
現実の人生において「いつか」という日を待つことは、成功の戦略ではなく現実逃避にすぎ ない。
また、大多数の人たちが一生使い続ける戦略でもある。
いつか私の船が来たら...
いつかお金が手に入ったら...
いつか時間ができたら...
いつかスキルが身についたら...
いつか自信がついたら
あなたはこういう言葉のうちのいくつを心の中でつぶやいたことがあるだろうか。
厳しいことを言うようだが、「いつか」という日は存在しない。
これまでも、そしてこれからも。
「いつか」という日はないのである。
あるのは今日だけだ。
明日になれば、明日が今日になる。
その次の日も同じだ。
これから訪れるすべての日がそうだ。
今日という日以外には何もない。
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