『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

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第14章 スライト・エッジ同盟を活用しよう P335


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「「内省」の力を利用する」

僕は仕事上、いつも忙しく働いているのだから自分たちは生産的なのだと考え違いをしている人々をしばしば目にする。

生産的であることと忙しいことは必ずしも同じではない。

何かをしていさえすれば、成功がもたらされるというものではない。

正しいことをすることが成功をもたらすのだ。

間違ったことをしていれば、それを積み重ねたところで成功の可能性は高まらない。

むしろ失敗を早めることになるだけだ。

失敗するために何かを始める人はいない。

正しい道を(少なくとも理屈の上では正しい道を)進んでいると誰もが信じている。

ベ ッドから起き出して仕事に出かけ、懸命に働いている。

家族を大事にしている。

顔には笑みを浮かべている。

するべき仕事をすべてこなし、生産的な1日だったと思っている。

あるいは少なくともそういう1日にしようと決心している。

だが、たいていの場合、実際にはカモのように丸1日水を蹴っているだけなのだ。

水の強い流れに逆らって、水かきのついたその小さな足を水面下で必死に動かして上流へ向かおうとしているのに、ちっとも進んでいないカモのように。

誰だって忙しい。

誰だって行動している。

だが、それらの行動は正しいものだろうか?

生産的な行動だろうか?

前に向かって1歩を踏み出しただろうか?

ほとんどの人は、こうしたことを考えることに時間を割こうとはしない。
 

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