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生きかた上手


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「生きかた上手」日野原重明

 

Ⅰ.何事もとらえかた次第

 

身のほどを知ることが、しあわせへの近道

「希望」はあまり多くを望みません。

いわゆる身のほどを知ったうえで望むのが希望というものですから、希望はほどほどのところで満足することを知っています。

いまあるもの、あることに感謝し、「その半分でも満足です」と言える控えめさをもっています。

それでいて、どんなに小さな希望でも、十分にしあわせを与えてくれます。

同じ「希望」というのでも、ないものを無理にでも手に入れれようとする「願望」とは大ちがいです。

「願望」は欲深で貧欲なのです。

子どもを一流の大学に入れたい、金持ちになりたいと、願望は際限なくふくらみます。

しかし、自分や子どもの能力を顧みずに高みを望んだところで所詮むなしい望みに終わるものです。

その非を自分に求めようとはせず、あの人がこうしたからできなかったと人を憎み、あるいは社会を呪う。

こうして心はすさむばかりです。

病や事故、災難に見舞われても、あるいは人と比べて能力や財力が劣っていても、自分に与えられた現実を受け入れることができたなら、それはなかば希望を手に入れたようなものです。

身のほどを知ることは、希望を手にする第一歩なのです。

私たちは、願望のなかに生きるのではなく、希望のなかに生きたいものです。

なぜなら、幸福はそこにあるからです。

 

 

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