生きかた上手
生きかた上手
『伝え方が9割』
第1章 伝え方にも技術があった
コトバの一般常識にサヨナラ
正しい言葉づかい、教科書の国語は実践で役に立たない
「愛している」「愛してる」
この2つのコトバを見てください。
国語として正しいのは、「愛している」です。
「愛してる」は「い」が抜けている口語で、教科書的には正しくありません。
旧来からの日本語を大切にしている方々には怒られてしまうことを、これから言います。
この本での、正解は「愛してる」です。
それは、こちらのほうが相手の心に届くからです。
心から大切に思う相手にそっと「愛している」と言ってみたとします。
どこかまどろっこしくて、ちょっと教科書的で、本当のきもちが届かない感じがします。
気持ちを伝えるのには「い」という一文字が余計なのです。
一方で「愛してる」と言うと、すっと届きます。
コトバはもともと相手に届けるために作られたもの。
どれだけ正しくても、届かなければ役割を果たしません。
古き良き言葉を守る、ということを続けることはカンタンではありませんし、そんな方を私は尊敬します。
でも言語というのは、変化しつづけるものです。
現に平安時代にだって「最近の男女は、コトバづかいがあやしい!」と清少納言が枕草子にて嘆いています。
言語は歴史がそうしてきたように、これからも変化しつづけるでしょう。
どのコトバが教科書的には正しいか、という議論をこの本ではしません。
どのコトバが相手の心に響くかという1点に絞って話をすすめます。
そして、あなた自身コトバを敏感に肌で感じてほしいのです。
コトバはあなたが思っているより、もっと自由です。
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