『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

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生きかた上手


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『伝え方が9割』
 
第3章「強いコトバ」をつくる技術
 
「強いコトバ」をつくる5つの技術
 
⑤クライマックス法
 
クライマックス法をつくるのには、2つのステップがあります。
 
①いきなり「伝えたい話」をしない。

②クライマックスワードから始める。

課題:「私はカレーが好きです。」をクライマックス法で、強いコトバにしてください。

①いきなり「伝えたい話」をしない。

→ここでは、言いたくてもぐっとこらえます。

②クライマックスワードから始める。

→「ここだけの話ですが」を選んでみました。

「ここだけの話ですが、私はカレーが好きです。」

もともとの「私はカレーが好きです。」だけだと、無意味な独り言のようですが、「ここだけの話ですが、私はカレーが好きです。」となるとその独り言も、貴重な情報のように聞こえてきます。

ぼーっと聞き流している人がいたとしても、この部分だけは話してのコトバが、印象に残ったはずです。

ここだけの話ですが、私が「大学で教えてみませんか」とお誘いをうけたときうれしかった一方で実はかなり不安でした。

なぜなら、私が学生のときにしていたように、授業で寝られたらどうしようと。

話しているのに、聞き手が眠っているという状況ほど、スピーカーにとって辛い状況はありません。

不安とともに行った授業のあと、「90分が、一瞬に感じました」「金曜の夕方の授業なのに、まったく眠くならず驚きました」という感想がレポート用紙にズラリ書かれていて、嬉しさというよりも驚きを覚えました。

私の仕事は、誰も見たいと思っていないCMを、いかにして「見たくなるか」考えることです。

そしてプレゼンでもいかに、クライアントに他の会社の案ではなく、自分たちの案が魅力的かを印象づけることが仕事です。

働いていて知らず知らずのうちに、聞き手が思わず聞きたくなるような技術を身につけていたのです。

講師として大学で話すようになって、「聞き手の集中力は、スピーカーに技術による」と思うようになりました。

どんなに面白くない内容でも、伝え方で興味をわかせるこよや、集中させることができます。

いっぽうで面白い内容でも伝え方次第で、相手には平凡に伝わることもあります。

技術は、身につけることができます。

学校の先生をはじめ、会議の司会などをする方々が、この伝え方の技術を身につけることができたら、どれだけ授業や会議がもりあがることでしょう。

人は伝え方が苦手なのは、仕方ありません。

なぜなら、その技術を学ぶチャンスがなかったから。

そして今、あなたは知ることができました。
 
 
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