生き方上手
ジョセフ・マーフィー「心の法則」
第6章 健康で上機嫌に生きる
マーフィーの言葉 84
『病気は癒されるべきものです。悲観する前に、潜在意識に回復の願望を送りとどけなさい。』
医師である私が、潜在意識の治癒力を信じてくださいということについては、多少の逡巡がないわけではありません。
現代医学は、ヒポクラテスの時代の医学とは全く別の世界にあるといってもよいほど、薬も治療法も比べものにならないくらい進歩しています。
そうした現代医学の最高水準の治療を施してなお、人の治癒力には、科学で解明できない不思議な要素が働きかける。
これも否定することができない事実なのです。
私はこれまで数多くの人に手術をしてきましたが、同じような病状の方に同じような手術をした場合も、治癒力にはかなりの差が生まれるのです。
その差は、「自分はよくなる」と心の底から信じているかどうかと大きくかかわっていることが多いのです。
「自分はよくなる」と固く信じている患者さんには計り知れない自然治癒力が働きかけ医師の目にも奇跡としか思えない治癒が実現されることがあります。
反対に、「どんな治療をしたところで、一度、悪くなったものがすっかり回復することなどありえない」などと言い放ち、頭から完全治癒することなどないと思い込んでいる患者さんの場合には、治癒まで時間がかかったり、期待通りの治癒効果が上がらないことさえあります。
繰り返し述べてきた妻の回復も、私は、潜在意識の大いなる力の発露によるものだと信じています。
妻の奇跡を引き起こしたのは、家族のすべてが毎日、心の奥底から「絶対に回復してほしい」と強い願望を抱き、潜在意識に刻印しつづけた結果だと言い切ってよいと私は考えています。
妻の、圧倒的なまでのポジティブな思いも回復に大きくかかわっているはずです。
近年、アメリカでは、自然治癒力に関する研究が盛んに行われています。
アンドルー・ワイルはその第一人者として知られる存在ですが、彼は細胞の一つひとつに治癒力が備わっているという考えを持っています。
これこそ、潜在意識が実現する奇跡の証なのではないでしょうか。
#伝えかたが重要 #生き方上手 #いきいきと生きる #HappinessFirst #ホテイアオイ広場 #幸せの秘訣 #ありきたりなことをきちんとやる #生き方を決めるのは自分 #幸せが先 #Thinkpartners