第8章 波及効果 P187
『成功の代償』
人が自分を開発したいと思うのは、自分にはもっとできる、もっと大きな人生を送ることができる、もっと多くに人々に触れてもっと大きなものを後世に残すことができると思うからだと、私はいつも感じていました。
自己開発を極め、非常に成長したものの、それ以上には決して進めない人たちを私は見てきました。私にはそれは、せっかくの知識を浪費しているようにしか思えません。
人は誰でも、才能や情熱やビジョンが唯一無二の組み合わせで混ざりあったものを与えられていて、それを大きなステージの上で開花させるために生まれてくるのだと私は信じています。
スライト・エッジの目的は、その才能や情熱やビジョンを最大限に実現できるようにすることなのです。
人は学び成長するために、そして自分を信じて自分の中にある偉大さを最大限に引き出せるようになり、それを世界と分かち合えるようになるために生まれてくるのだと私は信じています。
けれども、この偉大さには代償が伴います。
成長は豊かさを生み、豊かさは責任を生むのです。成功すればするほど、より大きな偉大さに踏み込むことになり、より大きな豊かさを経験すればするほど、自分の周りの世界に対してより大きな責任を負うことになります。
偉大さを達成するというのは、それが何における偉大さであれ単にそこにたどり着いたということではありません。それは喜んで代償を払うということでもあるのです。その代償というのが責任なのです。
アンバー・オルソン・ローク
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