『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

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第12章 自分に投資しよう P282

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『継続的な学び』
国連によると、地球に生きる70億人余りの人のうち10億人以上は字が読めないという。想像できるだろうか?7人に1人、10億人だ。だが考えてみてほしいい。
もしあなたが高校卒業後、1冊の本も手に取らない58%の人たちのうちの1人だとしたら、そのあなたと、たとえ本を開いたとしても読むことができない世界の10億人の人たちとの間にはどんな違いがあるのだろう?少しも違いはない。
しかも、ただ読めばいいというものではない。なにを読むかが肝心だ。本を読むことができる7人のうちの6人は、読書をするといっても娯楽や暇つぶしに毛が生えた程度でしかない。
だが心配しないでほしい。僕は娯楽がくだらないものだと言っているわけではない(楽しむことが嫌いな人がどこにいるだろう)。
僕が言いたいのは、ミステリー小説や、芸能界の暴露本や、ティーンエイジャー向けのヴァンパイア小説をいくら読んだところでスライト・エッジ曲線の上半分の部分への華麗なる飛躍を果たすことはできないということだ。
「厄介なのはものを知らなすぎることではない。実際は大した知識もないのに、もの知りぶっていることが問題なのだ。」とマーク・トウェインは書いている。
メディアに踊らされている現代世界における識字能力の現状を評して、トウェインならこう表現したかもしれない「厄介なのは本を読まなすぎることではない。自分の役に立たないことばかり頭に詰め込んでいることが問題なのだ。」と。
だが、もしあなたの夏の読書リストにジョン・マクスエェル、ジャック・キャンフィールド、ジグ・ジグラー、ジムローンといった人たちの著書を加えたならどうだろう?
あるいは「幸福優位7つの法則」「7つの習慣」「思考は現実化する」を始め、世間に何百冊、何千冊と出回っている、あなたのためになり、あなたに力を与えてくれる乾燥的な本のどれかを加えたならどうだろう?
そうなれば、話は全く違ってくる。