『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

ポジティブ心理学の科学から出るパワフルな情報を、待ち望んでいる人々に届けるページです。

第17章 スライト・エッジを生きる P407

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『スライト・エッジと幸福』
幸福に関する膨大な調査研究は、3つの領域に分けることができる。幸福に影響を及ぼすものとして次の3つが挙げられる。
(1) 自分のものの見方
すなわち日々の生活で生じる出来事や状況をどのように捉えるか。
(2)前向きな影響力を持つ具体的な行動。
たとえば感謝の言葉を3つ書き留める、感謝の気持ちを伝えるメールを送る、人に親切にする、人を許す、妄想する、体を動かすなど。
(3) 時間とエネルギーを注ぐ箇所。
自分にとって特に重要な人間関係や有意義な目標のためにより多くの時間を割くようにする。
幸福度を高めるトレーニング計画を立てるのは、運動プログラムを立てるのと同じように簡単だ。
コーチもトレーナーも必要ない。(たとえ間違ったトレーニングをしても、筋肉痛にはならない。さらに言えば、幸福度を高めるトレーニングに「間違い」というものは存在しない)。
幸福度を高めるうえで知っておくべき最も需要なこと。
それは幸せになるというのは自分が意識的に意図的にできることだが、何をしなくても自動的に幸せになれるわけでもないし、「私、幸せになることに決めたわ」と宣言しさえすれば幸せになれるというものでもない。
幸福は健康に似ている。
つまり幸福になるのにも具体的なステップが必要なのだ。
幸福について学んでいくうちに、計画や幸福習慣を変更したり発展させたりすることになるだろうが、これまで分かっていることを基にしてとりあえずスタートを切るための計画を書いてみよう。
● 幸福に関する夢(具体的に、分かりやすく、期限付きで)
● スタートを切るための計画
● 日々行うべきちょっとしたこと