『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

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第7章 幸せの秘訣 167

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『自己開発と幸福』
 
そして2番目の理由だが、こちらのほうがもっと切実なものかもしれない。
 
それは、人々は本当に幸せになりたがっているということだ。
 
可能な限り自分を成長させたいという願望よりも、幸せに・なりたいという願望の方が強い人のほうがはるかに多い。 
 
「自己開発」という言葉は、大部分の人にとっては仕事のように聞こえる。
 
もうすでに一生懸命働いているのに、もっと一生懸命働きたいなんて誰が思うだろう?
 
だが「幸せ」という言葉は、仕事のようには聞こえない。
 
もっと幸せになれるんだ、というふうに聞こえる。
 
僕が観察したところ、普通の人々の中で自己開発に進んで取り組もうという人は約10パーセン ト(せいせい10パーセント)だ。
 
そこに幸せという側面を取り入れ、幸福についての研究において過15年間にどんなことが起きているかを示すと、10パーセントが突然50パーセント近くに増える。
 
平均的な、愛情深い両親に「僕にはお子さんを人間としてより成長させることができますが、お 子さんをお金持ちにすることもできます。
 
どちらがよろしいですか?」と尋ねれば、たいていは 「お金持ち」と答えるだろう。
 
だが、「お子さんをお金持ちか、幸せか、どちらかにできます」と言 ったなら、十中八九、即座に幸せを選ぶだろう。
 
我が子に幸せになってほしくない親がどこにいるだろう?
 
幸せになりたくない人間がどこにいるだろう?
 
非常に興味深いことなのだが、誰もが望む幸せと、せいぜい10人に1人しか本当には関心を持たない自己開発とを比べると、核心の部分では両者は同じことなのである。
 
自分の幸福度を上げるために何が必要かということに閲する研究のすべてに日を通してみると、幸福につながる行動として科学者たちが挙げていることは、何十年にもわたって自己開発分野の指導者たちが提唱してきた行動とまったく同じであり、背景が少々違っているだけだということがだんだん分かってくる。
 
また、ポジティブ心理学はポジティブな哲学、すなわち、スライト・エッジとぴったりの相棒であるということが分かるのである。
 
 
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