『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

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第10章 人生の2つの道 P236

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「自分が自分に許可したことに文句は言わない」
 
失敗曲線上にいる人々はスライト・エッジに気づいていない。
 
自己啓発書の著者でありコーチでもあるワーナー・エアハードが、責任について次のように定義し てい る。
 
僕が今話していることと大きな関連があるので、ここではその全文を紹介したいと思う。
 
『責任とは、ものごとの原因は自分にあると明言することである。
 
それが人が生きるうえでのコンテキストになる。
 
責任とは負担や過ちでもなければ、称賛や非難、名声、恥、罪悪感でもない。
 
これらすべてには、善悪、正しいか誤りか、より良いかより悪いかという判断や評価が含まれている。
 
それらは責任とは別物である。
 
責任とは、その時点でその自覚があろうとなかろうと、自分の存在や行動、所有するものの根源は自分自身だという視点に立って状況に対処しようという気持ちから始まるものなのだ。
 
原因は自分にあると表明することによって、「出来事」は「自分に起こっている出来事」から「ただの起こっている出来事」に変わり、最終的には「自分がものごとの原因であることの結果、起こっている出来事」になるのである。』
 
 
スライト・エッジの上向き曲線上にいる人々は、自らの人生に起こる出来事の原因である。
 
彼らは自分をここまで導いてくれたすべての力(神、両親、先生、自分の幼少時代、境遇など)に対して感謝の念を抱いており、何も責めようとは思わない。
 
また、自分の人生で次に起こることの原因は自分自身だと考えている。
 
自分に起こる出来事の原因は自分だとあなたは思えるだろうか?
 
上向き曲線上にいる人々は、人生や仕事において自分が行ったすべての選択に対して全責任を取る。
 
あなたはどうだろうか?
 
するのは簡単だが、しないで済ますのも同じくらい簡単なことだ。
 
自分の考えたことや行動、境遇に今すぐに全責任を取らなければ、それは今すぐあなたをだめにするだろうか?
 
答えは「ノー」だ。
 
しかし...。
 
ちょっとしたその判断ミスが長い間積み重なれば、あなたは間違いなくだめになってしまう。
 
成功者は、敗北者がやりたがらないことをしている。
 
彼らは人生におけるスライト・エッジの作用に対して全責任を取っている。
 
敗北者は、自分の人生がうまくいっていないことをスライト・エッジのせいにする。
 
成功者は、そんなことをしている暇はないと知っている。
 
ものごとの「原因」は自分自身にあると宣言するのが「正しいこと」だとか「真実」だとか、そういうことではない。
 
だが、そう宣言することが自分に力を与えてくれる。
 
 
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