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第13章 メンターから学ぼう P306

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「その拳を下ろし、上を向いて歩け。 誰に何を言われようと、怒りに駆られるな。 君の態度で変化を勝ち取ってみろ」
アティカス・フィンチ、小説『アラパマ物語』
 
学びには主に勉強を通じた学びと行動を通じた学びの2つのタイプがあるという考え方については前章で検証した。
 
学びには実はもう1つ別のタイプのものがある。
 
そしてある意味では、このタイプの学びが最良の学びである。
 
なぜならこのタイプの学びを活用することによって、他の2つの学びが大きく加速されるからだ。
 
その3つ目のタイプの学びとはモデル化を通じた知識である。
 
人類が誕生して以来、本や大学や生涯学習プログラムなどというものができるはるか以前から、スキルや工芸や芸術、商売や仕事を学ぶための確実に信頼できる道が1つ存在していた。
 
それは師匠の元で学ぶことだ。
 
学ぶことに関する優れた言い習わしはみな同じことを(何かを上手くできるようになりたければ、そのスキルをすでにマスターしている人を見つけて弟子入りしろと)言っている。
 
このタイプの学びは、他の2つのタイプの学びの付け足しとして役立つだけでなはない。
 
絶対に不可欠なものである。
 
純然たる情報を学ぶだけでは十分ではない。
 
また、学んだ情報を個人的な経験を過して活用することによって得られる知識は役には立つものの、それでもまだ自分の目標を首尾よく成し遂げるには不十分だ。
 
情報と経験のすべてを消化して、統合するための何らかの方
法が必要なのである。
 
それをするための信頼できる確かな方法はたった1つしかない。
 
自分が目指す分野ですでに達人の域に達している人を見つけ、その人の経験を自分自身の行動の手本にするという方法だ。
 
自己開発は、肘掛椅子に座った専門家のように腰を下ろしたままできること(傍観者の立場からできるようなこと)ではない。
 
自分の身体を使わなければ自己開発はできない。
 
目標達成の旅を続けるあなたに力を貸してくれる人たちとの触れ合いが必要になる。
 
つまりメンターの力が不可欠なのだ。
 
 
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