第13章 メンターから学ぼう P315
「交際の法則 」
僕が海辺の遊び人「ゴージャス・ジョージ」として生きるのに忙しかった頃、僕がいつもつるんでいた仲間たちはみな、率直に言って何の目的もなく人生を生きている連中だった。
世界に誇る春休みの都、デイトナビーチに僕らが引き寄せられたのにはわけがある。
僕らの人生そのものが永遠の春休みだったからだ。
学業も、仕事の成功も、進歩も、人生の意義も、何もかも先送りにしていたのである。
それから数年後、主要な地方空港のディレクターとして全国的に知られ、成功を収めていた人物と僕は付き合うようになっていた。
僕の人生の針路が変わったのも不思議はないだろう。
自分が誰を模範としているのかをはっきり自覚しよう。
このことは自分の哲学や物事に対する姿勢と大いに関係がある。
そして自分の哲学や物事に対する姿勢は他の何よりも、自分の行動や自分が人生において創造しようとしているものと大きな関係があるのだ。
なぜ類は友を呼ぶのかをあなたは知っているだろうか?
なぜなら皆同じ方向を向いているからだ。
あなたの周りに集まる人たち、あなたが付き合っている人たちを見てみよう。
彼らはどんな目的地を目指しているだろう?
あなたが目指したいのもそれと同じ場所だろうか?
あなたの周りの人たちを見てみよう。
その人たちはあなたより成功しているだろうか?
彼らの人生はあなたが憧れるような人生だろうか、それともあなたが捨て去りたいと思うような人生だろうか?
彼らはスライト ・エッジのどちら側の曲線上を生きているだろう?
成功曲線上だろうか、それとも失敗曲線上だろうか?
スライト・エッジは彼らに有利に作用しているだろうか、そ
れとも不利に作用しているだろうか?
20年後、彼らはどうなっているだろう?
彼らは今あなたを引き上げているだろうか、それともあなたを引きずり下ろしているだろうか?
答えはイエスかノーかの二者択一で 、どちらともいえないという答えは許されない。
人生でじっと立ち止まっていることはできないということを思い出してほしい。
あらゆるものは曲線を描いている。
僕たちは皆、上向きか下向きかのどちらかの方向に進んでいる。
あなたが知るそれぞれの人との付き合いは、あなたに力を与えてくれるか、そうでないか(あなたを成功曲線へと引き上げてくれるか、失敗曲線へと引きずり下ろすか)のどちらかなのだ。
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