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第13章 メンターから学ぼう P316

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「交際の法則 」
  
僕たちは皆、上向きか下向きかのどちらかの方向に進んでいる。
 
あなたが知るそれぞれの人との付き合いは、あなたに力を与えてくれるか、そうでないか(あなたを成功曲線へと引き上げてくれるか、失敗曲線へと引きずり下ろすか)のどちらかなのだ。
 
どうしたらそれが分かるのだろう?それを知る1つの方法は、その人が未来を向いているか、それとも過去にとらわれているか、自分の人生に責任を持っているか、それとも他人のせいにしているかを見ることだ。
 
あなたがある友人と会っているとき、その人との会話は責任や、大きな夢、思い切った決断といったことに関するものだろうか?
 
それとも部かを究める言葉とか、妬み、羨望、憤り、苛立ちが話題の中心になることが多いのだろうか?
 
あなたと友人との会話は、過去よりも未来のことに焦点を合わせたものになっているだろうか?
 
同じ歴史を共有し、いろいろな経験を共にした友人との会話では懐かしい思い出話に花が咲くのも当然のことで、僕が言っているのはそういうことではない。
 
僕が言いたいのは、あなたと友人との関係は前向きで肯定的な感情を持てる関係なのか、それとも眠りに入る前の猫が延々とぐるぐる歩き回るように、会うと決まって過去の出来事の周りを堂々巡りしているような関係なのかということなのだ。
 
もしあなたと誰かとの関係において、他人を責めることがテーマになっていて過去のことばかりが話題になるようであれば、その関係はあなたから力を奪っている。
 
責任や内省や変化が話題になり、未来に向かって何かが動いていると感じられる関係なら、その関係はあなたに力を与えてくれている。
 
僕たちはみな、自分自身の夢を築いているか、他人の夢を築いているかのどちらかだ。
 
もっとはっきり言えば、自分自身の夢を築いているか、さもなければ悪夢を築いているかのどちらかなのである。
 
 
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