生きかた上手
『伝え方が9割』
第3章「強いコトバ」をつくる技術
「強いコトバ」をつくる5つの技術
①サプライズ法
超カンタンだけど、プロも使っている技術
ではここで、もっとも平坦で、あえて心が動かなそうなコトバを使って考えてみましょう。
課題:「今日はいい天気。」をサプライズ法で、強いコトバにしてください。
そう、「今日はいい天気」なんて、何も言っていないのと同じくらい聞き流される、どうでもいいコトバですよね。
そんな最も心が動かなそうなコトバを、果たして変えることができるのでしょうか?
このサプライズ法を素直に使って、たとえばこうしてみました。
「びっくり、今日はいい天気。」
単純かもしれませんが、原文の「今日はいい天気。」に比べたら印象に残りましよね。
この、コトバエネルギーをどう上げるかが、強いコトバをつくるコツなのです。
その他にも「今日はいい天気!」「実は、今日はいい天気。」「信じられない、今日はいい天気。」「あ、今日はいい天気。」など、極めてカンタンに応用がききます。
あなたも今までサプライズワードを使ったことがあると思います。
ですが、それを、自分が驚いたときだけに使っていませんでしたか?
ここでの技術は、相手の心を動かしたいときに使うのです。
ここに紹介している以外にも、いくつもサプライズをつくるコトバがあります。
そのままでもいいですし、慣れてきたら自分のアレンジも入れてみてください。
そして、相手の心を動かしたいときに、意識して使ってみてください。
自分の話が単調だなと思ったとき、印象づけたいとき、「なんかインパクトほしいな」に対して、すぐに気軽に使えます。
「サプライズ法」は強いコトバをつくる、基本中の基本です。
でもバカにしてはいけません。
実はプロもよく使います。
例えばこちら。
そうだ 京都、行こう。JR東海
有名ねコトバですよね。
もし、サプライズを入れなかったらどうでしょう?
京都、行こう。
あまりにも、そのまま。
それこそ普通すぎてびっくりです。
これだけだったら、感情は動きません。
そんな普通のコトバも、コトバエネルギーを加えただけで大化けしたのです。
もうひとつ。
あ、小林製薬
こちらも、CMでおなじみのコトバです。
もしサプライズを入れなかったらこうなります。
ただの、社名だけになってしまいました。
このサプライズ法は、効きます。
しかも比較的カンタンに使えます。
困ったとき、時間のないときはこれです。
注意点としては、伝えたい内容がきちんとあるものに使っていただきたいのです。
意味もなく連発すると、オオカミ少年になってしまいますから。
実は、私も話や文章がちょっと長くなったときに刺激剤としてつかいます。
ほら、いまも(笑)。
サプライズワードを、自分が驚いたときではなく相手の心を動かしたいときに使う。
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