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生き方上手


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孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール

第十一講:「九地篇」

勝利をより確実にするための「心の整理術」

66 心の乱れがじめを招く

利に合いて動き、利に合わずして止む。

団結力が弱く、みんなの心がバラバラの集団は脆い。そうなるように仕向けて、敵がまんまと内部崩壊するのを待って戦うのがよい。

会社などの組織が危機状況に陥る原因は、たいていは内部の弱体化にあります。

背景に景気の悪化や競争の激化、時代の変化等の外部要因があるにせよ、そういった悪環境に耐えらえるだけの力がなかった。

つまり組織が一枚岩となって力を発揮する、その体制が崩壊していたことにあると言えるでしょう。孫子は相手がそうなるように仕向けて勝て、としていますが、ここはそうならないようにするためにどうすればよいかを学ぶべきでしょう。

組織に限らず個人だって、自分自身の心が”外野の声”にいちいち反応しては乱れるようだと、自滅してしまうことになります。

孫子が「軍隊内部の部隊の意思疎通がなく、地位や立場の違う者同士が協力し合うことがなくなると、兵士はバラバラになる」としているように、人間も軸となる考えがブレるとダメ。

心が千々に乱れて、行動に一貫性がなくなってしまうのです。

心がそんな乱れた状態で、さまざまな困難が待ち受けている人生をたくましく生きていくことができますか?

できません、心が”臨戦態勢”になっていないのですから。

そうならないように、「周りが何と言おうと、自分はこう考える」「どんな環境にあっても、この筋だけは曲げられない」というものを持たなくてはいけないんです。

たとえば、自分が取り組んでいる仕事に対して、周囲から「つまらない仕事だね」とか「もっと儲かる仕事をしたら?」「誰も評価しないよ」「大変な思いをするだけソンだよ」などと言われたとして、いちいち「そうかな、そうかな」と反応していたら、もう仕事どころではなくなります。

でも、ちゃんとした目標・信念があれば、動じることはありません。

「私はこの仕事をやりぬくと決めたんだ」と、自分の思う方向に向かって進んでいけます。

自分自身の内に「ブレない軸」さえあれば、心が乱れることはないし、自滅するようなことにもならない。

孫子はそう教えてくれているのです。
 
 
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