生き方上手
孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
第十一講:「九地篇」
勝利をより確実にするための「心の整理術」
65 状況に応じて「心構え」を変える
兵を用うるの法、散地有り、軽地有り、争地有り、交地有り、衢地有り、重地有り。圮地有り、囲地有り、死地あり。
◎絶体絶命のピンチに身のすくむ思いがするときは、決死の覚悟を持つ
死の危険と隣り合わせの状態が「死地」。
そこまでの絶体絶命のピンチに立たされたら、兵士は身がすくんでしまうでしょう。
「人生、もはやこれまでか」覚悟しないと、その思いを克服することはできません。
人生で言えば、信頼が地に落ちたとき。
取り返しのつかないミスをした、社会的生命が絶たれるほどのスキャンダルを起こした、家も財産も仕事も家庭も持てるものすべてを失った、というようなケースがこれに相当します。
精神的にはかなりキツイと思いますが、だからこそ決死の覚悟が必要です。
「吾将に之に示すに活きざるを以てせんとす」と孫子が言うように、最後に命がけで、獅子奮迅戦いに挑むことが求められるのです。
自分でも思い寄らない力が湧き上がってくるのは、実はこういうときなのです。
以上、九つの状況はいずれも心乱れるもの。
孫子の説く心構えを肝に銘じて、前を向いて山あり谷ありの人生行路を歩き続けてください。
人生どんなに厳しい状況にあっても、心構え一つでいかようにも変わります。
いたずらに精神的ダメージに屈することなく、「危機的状況こそ飛躍のチャンスなんだ」と考え、心を整えることが一番重要なのです。
#伝えかたが重要 #生き方上手 #いきいきと生きる #HappinessFirst #ホテイアオイ広場 #幸せの秘訣 #ありきたりなことをきちんとやる #生き方を決めるのは自分 #Thinkpartners