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生き方上手


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孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
 
第十一講:「九地篇」
 
勝利をより確実にするための「心の整理術」
 
65 状況に応じて「心構え」を変える
 
兵を用うるの法、散地有り、軽地有り、争地有り、交地有り、衢地有り、重地有り。圮地有り、囲地有り、死地あり。

状況によって心持が違ってくる。大事なのは、その揺れ動く心を整えて、事に当たることである。九つの状況に応じた心構えを知っておくことが望ましい。

この長いくだりは「九変偏」とだぶる記述がけっこうあります。

ここでは状況によって変わってくる心持ちに焦点を当て、事に当たるための心構えをどうつくっていけばよいかを考えてみましょう。

孫子が想定している九つの状況「散地」「軽地」「争地」「交地」「衢地」「重地」「圮地」「囲地」「死地」に沿って超訳していきますが、これまでのように文章をブロックごとに読むと内容がつかみにくい。

したがって、後段に出てくる関連のある文章とまとめて解説します。

◎気が散るときは仕切り直し

「散地」は、敵が自国に侵入してきて、自国の領内で戦うこと。

動員された兵士たちは目と鼻の先にいる、残した家族のことが気になって、帰りたくてしょうがない。

気が散って、戦うどころではなくなってしまいます。

こういうことは日常でもよくあります。

デートの約束があって気もそぞろで仕事に集中できないとか、心配事があって目の前の仕事が手につかない、目標を見失ってなにをしたらいいのかわからないままに迷走する。といった場合です。

そんな状態では大したことはできません。

ここは「志を一にする」ために仕切り直すしかない、と孫子は言っています。

前の例でいえば順番に、仕事を早めに切り上げてデートを先行させ、残った仕事は翌日早朝にがんばる、心配事を解決してからすっきりした気持ちで仕事に取り掛かる、目標を再設定して気持ちも新たにやるべきことをやる、というふうに。」気が散るときは、何をやってもうまくいかないもの。

集中できる環境を整えることで、心の状態も整うのです。
 
 
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