生き方上手
ジョセフ・マーフィー「心の法則」
第4章 ほしいだけの富と繁栄を手にする
マーフィーの言葉 65
『ただ、一途に、成功や繁栄だけを願わなければ、潜在意識には届きません。』
よく、「これだけがんばったのに、ちっとも報われない」という人がいます。
こうした思いを浮かべているかぎり、この人に栄光や繁栄がもたらされる日は訪れないでしょう。
潜在意識が宇宙の力そのものであることは、これまでも繰り返し述べてきました。
潜在式には交換条件もなければ、そのかわり、温情や特別の配慮もありません。
星の運行と同じように、ただ淡々と、あるがままの結果を導いていくだけです。
努力をすればそれだけ報われる。
これが潜在意識の法則です。
期待したほどの繁栄がもたらせないなら、その理由は、「これだけがんばったのに、報われない」と思う精神構造にひっくり返せば、「これだけ努力したのだから、これだけの繁栄を実現してほしい」と交換条件を突きつけているのと同じことになります。
そうでなく、ただひたすら、無心に努力を続けるのです。
そうすれば、願ったとおりの繁栄は必ず実現されるはずです。
努力は必ず報われます。
隠れた功績というものはありません。
必ず、それを評価する誰かがいます。
それがいつ現れるか。
要は時間の問題です。
功を焦る気持ちは禁物です。
本当に手に入れたい目標があり、それに向かってまっすぐ努力しているならば、「こんなにがんばったのに…」という気持ちになるはずはないのです。
努力している、そのこと自体が楽しく、生きがいに満ちています。
そのことは深く感じ、努力できることに深く感謝しましょう。
この段階ですでに十分、報われている。
私は、そう考えています。
アメリカの思想家エマーソンは「グチは高尚な内容でも、また、いかなる内容であっても、けっして役には立ちません」と言っています。
「…のに」は、必ずうらみやグチに続いていく言葉です。
グチは不幸を呼ぶ呪文です。
どんなに真摯に願い、ひたむきにがんばり続けたとしても、「…のに」と言い出したとたんに、事態はマイナスに一転してしまいます。
「…のに」と言いそうになったら、すばやく「…のだから」と言い換えましょう。
「これだけの努力をしたのだから、必ず繫栄する」。
後に続く言葉は自然にそうなります。
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