スライト・エッジ P434
『フォーラムへの招待状』
最後まで読み通すことができたあなたに、おめでとうという言葉を贈りたい。ただし、あなたが多くの人たちと同じように、本書を買うかどうか決める前に、結末を知りたくて最後の数ページだけを流し読みしたのでなければの話だが。
いずれにしても、結末はどうなるだろうという疑問が湧くのは当然だ。
小説であれば、読者を満足させるような結末が最後の10ページで用意されているのだろうが、、本書は実生活を扱うノンフィクションであるから、結末は書かれていない。
結末を書くことができるのは、本書を読み終えたあなただけだ。
そこであなたの質問してみたい。結末はどうなるかと。
例えば、次のような結末もあり得るだろう。
...そして本を閉じると、何度かうなずき、「良い本だった。内容はしっかり覚えておかなければ」と思いながら本を書棚にしまい込んで、そのまま少しずつ忘れてしまった。そして、その本を読む前と変わらぬ生活を続けた。
あなたにとって、『スライト・エッジ』は今ここで終わりを迎えるかもしれない。あるいは今は亡き偉大なるスティーブン・コーヴィーが残した「終わりを思い描くことから始める」という言葉にあるように、自分の人生を永久に変えることになる道へと今日歩みだす決意をすることもできるだろう。
本書を下に置いて忘れてしまうこともできる。
だが、ある運動(するのも簡単、しないで済ますのも簡単、それでも世界を一変させてしまうスライト・エッジの運動)に参加することもできるのだ。
#SlightEdge #幸せの秘訣 #ありきたりな事をきちんとやる #コミュニティー